「世界各地で何か面白いことをする」という、まるで雲をつかむような企画のままスタートした世界一周の旅(旅なのか?)。最初の目的地は、フィンランドのヘルシンキ。だが、我々はトランジットするだけ。この時間で何ができるのか? 機内で千思万考するも何も思いつかないまま、我々を乗せた便は無情にもヴァンター空港へと着陸するのだった。
ヨーロッパの玄関、ヴァンター国際空港
ヘルシンキまでの飛行時間は、日本の成田空港から約10時間30分。機内では、日本で劇場公開されなかった映画「ヒックとドラゴン2」を観たり、腕がろくに動かせないほど狭いエコノミーシートに身を収め自分で作る「AIRモスバーガー★JALスペシャル」と格闘したりしながら過ごした。
【左2】エコノミーでのセルフメイドが意外とつらい「AIRモスバーガー★JALスペシャル」。ユーラシア大陸の上空で「日本の味」を食べられるのはグッド。【右】今回の機内には「ストII」が! しかし十字キーの足が長くて昇竜拳を出せない!! |
担当編集H氏「冒頭からdisり連発はどうかと思うんですが。そんなことより、ヘルシンキに着いちゃいましたよ。トランジットに2時間弱の時間があるとはいえ、乗り換えのための手続きや移動があるので、実質的にそれほど時間はないんですけど」
AIRモスバーガーに苦労していたのは、私よりむしろH氏じゃないですか。
そうそう、時間といえば時計の話。「EDIFICE EQB-510」は、日本を発つ前にワールドタイムをヘルシンキ時刻に合わせておいた。一方、スマホはGPSで検出した現在地時刻と同期するよう設定してある。
EQB-510をスマホに接続して現在時刻を同期させれば、メインダイヤルとワールドタイムの時刻表示が同じ(どちらもヘルシンキ時刻)になるはずだ。
H氏「つまり、アプリ『CASIO WATCH+』で設定したワールドタイムが正確であると証明されるわけですね」
その通り。
スマホを取り出してCASIO WATCH+を起動し、EQB-510を接続。すると、メインダイヤルの針が回転、ワールドタイムのヘルシンキ時刻と見事に一致した。
【動画】EDIFICE EQB-510 時刻合わせ in ヘルシンキ・ヴァンター国際空港 |
ちなみに、今回の旅ではEQB-510とスマホを手動で同期させているが、それが面倒なら自動で同期させることもできる。これを設定しておけば、毎日、決まった時間になるとスマホの現在時刻が自動的にEQB-510に送られるのだ。(※CASIO WATCH+のキャプチャー画面はイメージです。表示されている日時は、取材当時のものとは異なります。)