現在、Amazonは日本で非常に大きな存在感を持っている。日本国内での月間訪問者数は実に4,000万人を超えるという。そんなAmazonが、11日、日本において、新しいサービス「Amazon ログイン&ペイメント」の発表会を行った。同サービスは日本のEコマース市場にどのような影響を与えるのだろうか。

これまでのサービスとはひと味違う

まず、Amazon.co.jpのディレクターであり、セラーサービス事業本部の事業本部長である星健一氏が、Amazon ログイン&ペイメントの概要について説明。その新しいサービスは今までのような「商品を安く売り、速く配送する」というAmazonのショップとしての力を拡大するものではないという。

Amazonのユーザー名とパスワードでログインし、Amazonの送付先住所やクレジットカード情報などを使い、他のEコマースショップで手軽に買い物ができるというのが最大の特徴だ。

Amazon.co.jpのディレクター セラーサービス事業本部長の星健一氏が、新サービス「Amazon ログイン&ペイメント」の概要を説明

同サービスを利用することでログインと支払いが簡単になるという