キーボードはストロークが深く快適な打鍵感
本体サイズに余裕があることもあり、キーボードは一般的な薄型キーボードに比べてかなり扱いやすい。特に嬉しいのはストロークの深さで、約2mmのストロークが確保されている。タッチはやや軽めの印象だが、しっかりとキーを押せるため、打鍵感は薄型ノートPCよりも圧倒的に優れると感じる。また、アルファベットなどの主要キーはピッチが約19mmとフルサイズで、この点も合わせてデスクトップ向けキーボード同様の使い勝手が実現されている。
ただし、ゲーミングキーボードではほぼ標準的に用意されているマクロキーは搭載しない。このあたりは、本体サイズの制約もあるため仕方のない部分ではあるが、なんとか用意してもらいたかったように思う。
ポインティングデバイスのタッチパッドは、クリックボタン一体型のものを採用。面積が十分に広く、カーソル移動は快適だ。ただ、クリック操作時にパッド面を押し込もうとすると、カーソルが微妙に動いてしまうことがよくあり、やや操作性には難を感じた。ただ、通常ゲームプレイ時にはタッチパッドを利用することはなく、外付けマウスを接続して利用するのが基本となるため、タッチパッドの操作性自体はそれほど気にする必要はなさそうだ。「Fnキー」+「F11キー」でタッチパッドの動作をオフにできるため、外付けマウス接続時のマウスパッドによる誤動作の心配もない。