“ありのままの自分”、さらけ出してますか?

ありのままで生きることの大切さを描いた『アナと雪の女王』にちなみ、マイナビでは、マイナビニュース会員300名を対象に「ありのままの自分」にまつわるアンケートを実施した。

まず「あなたには何か人に言えない“ヒミツ”がありますか?」という質問には、28.3%の人が「はい」と回答。「その“ヒミツ”はいつ頃からありますか?」と聞いたところ、第1位は「社会人になってから」30名(35.3%)。子どもの頃に比べ、職場や家庭、友人関係など生活シーンも増える大人たちは、それだけ人に言えないヒミツもひとつやふたつあるだろう。

質問:あなたには何か人に言えない“ヒミツ”がありますか?

質問:その“ヒミツ”はいつ頃からありますか?

次に「誰かに『ありのままの自分』をさらけ出したことがありますか?」という質問には、「はい」94名(31.3%)に対し、「いいえ」は実に206名(68.7%)と多く、残念ながらエルサのように“心の解放”は成し遂げられていない様子。

「誰にさらけ出しましたか?」との質問には、ダントツで「恋人」1位(51.1%)となり、次いで「親」2位(21.3%)「親友」「友人」は意外にも一ケタ台を記録。また、「誰にさらけ出されましたか?」という問いにもやはり「恋人」という回答が1位(34.7%)という結果になった。

質問:誰にさらけ出しましたか?

興味深いのは、「なぜ『ありのままの自分』をさらけ出しましたか?」という質問に、「この人にだったら聞いてほしいと思ったから」という回答が1位(46.8%)だったことではないだろうか。実際、心理学的にも秘密の共有は親密度をアップさせる作用があるようだが、今回のアンケート結果からも“ありのままの自分”をさらけ出すこと、さらけ出されることによって、「相手との関係性が深まる」と考えている人が多い事がわかった。またその一方で、さらけ出した相手として「友人」が少なかったことと合わせて分析してみると、友人関係においては比較的ドライな人が多いのかもしれない。

時にはこんなシーンもあるかも?(※画像はイメージです)

そしてヒミツを誰かに打ち明けた人(打ち明けられた人)の、「その後どうなったか」という質問に対する回答を見ていくと、

「ありのままの自分を受け止めてくれた」(女性・26歳・秘書・アシスタント職)
「より関係が深く、強くなった」(男性・44歳・技術職)
「気が楽になったし、自分に対して理解してくれたのでよかった」(男性・27歳・技術職)
「心を開いてくれたので今まで以上に大事にしようと思った」(男性・36歳・営業職)
「ビックリしたけれどお互い様だなと」(女性・23歳・事務系専門職)
「いい関係が築けて結婚した」(女性・27歳・事務系専門職)

など、それぞれが良好な関係を築いている上、恋人との結婚に結びついているハッピーな人が目立っているが、それと同時に上記の結果に反して

「怒られた」(女性・41歳・事務系専門職)
「別に話してくれなくてもいいのに、と思った」(女性・24歳・営業職)
「引いてしまった」(女性・31歳・事務系専門職)
「ホントにクズだと思ったので縁を切った」(男性・33歳・その他)

という悲しい結果を迎えたケースも。人間関係って難しい……。

誰かと関係性を深めたいならヒミツの告白が最大の近道。ただ“ありのままの自分”をさらけ出すのはとにかく勇気がいる。相手に打ち明けるべきか否か――そう悩んだ時は、『アナと雪の女王』を見て、抑圧から解放されたエルサから勇気をもらおう。きっとあなたの背中を押してくれるはずだ。

なお、WOWOWシネマでは5月2日(土)21時から(WOWOWプライムでは5月3日20時から)放送される『アナと雪の女王』については特設サイトも用意されているので、放送前に確認しておこう!