利用する上で知っておきたいDropboxの同期

クラウドを利用する時によく出てくる「同期」という言葉。これは、複数の端末とサーバー間でデータやファイルの状態を同じにすることを指します。クラウド系のサービスでは同期のボタンやスイッチが用意されていることが多いですが、Dropboxでは自動的に行われるため同期し忘れでクラウドに保存されていない、というトラブルはありません。

ただし、ネットでクラウドとデータの送受信を行なうため、どうしてもデータのやりとりに多少時間がかかってしまいます。

特にパソコンを使って大容量のデータをアップロード・ダウンロードする時など注意したいのが、Dropboxのファイルの右下にある青と緑のステータスマーク。青の時はダウンロード・アップロードまたは同期中で、緑が同期完了です。Dropboxでデータをやり取りした後、パソコンをシャットダウンしたい場合、Dropboxフォルダ内のステータスマークがすべて緑になったことを確認してから行ないましょう。また、同期の様子はメニューバーまたはタスクバー内にあるDropboxのアイコンでも表示されます。

Dropboxフォルダ内のステータスマークがすべて緑になったら同期完了

パソコンのメニューバー・タスクバー上のDropboxアイコンにもステータスマークが表示されている

パソコンでは通常のドライブのような感覚で使え、設定さえ行なっておけばモバイルデバイスからのデータ保存も容易なDropbox。クラウドと意識しなくても利用できるのが魅力でしょう。