では実際に「LIFEBOOK GH77/T」はどの程度の性能を持っているのか、パーツ構成とベンチマーク結果を交えながら紹介しよう。

「LIFEBOOK GH77/T」はCPUとして、クアッドコアのIntel Core i7-4712HQ (2.30GHz)を採用している。CPU自体はハイエンドノートPC向けだが、デスクトップPCで利用するのにも十分な性能だ。

タスクマネージャーの「パフォーマンス」によるCPUの稼働状況。CPUとして採用しているIntel Core i7-4712HQは動作周波数2.3GHzで、最大動作周波数は3.3GHz。クアッドコアで動作するパワフルなCPUだ

「CPU-Z」によるIntel Core i7-4712HQの詳細情報

メモリ容量は8GBで、ストレージには2TBのHDDを採用している。ちなみにストレージ構成は1TB HDD×2の合計2TBだ。標準ではそれぞれC/Dドライブとして構成されている。Dドライブはデータ保存用として利用したり、Cドライブのバックアップ用に使うといいだろう。

メモリ容量は8GBで、標準的な利用には十分

試用機ではストレージに東芝製の1TB HDD「MQ01ABD100」が2台搭載されていた

試用機のパーティション構成。Cドライブには909.13GB、Dドライブには931.51GB割り当てられている

Cドライブには877GB、Dドライブには931GBの空き容量が残されていた

グラフィックスには、CPU内蔵のIntel HD Graphics 4600を利用する。あくまでもCPU内蔵のグラフィックス機能なので性能はそれほど高くはないが、CPU自体の性能が高いこともあり、そこそこの3D描画性能を期待できる。解像度や画質を調整すれば、中規模クラスのオンライン3Dゲームでも快適に遊べるはずだ。

「GPU-Z」によるIntel HD Graphics 4600の詳細情報