iPhoneなら生まれ故郷へ

アップルでは、「iPod/iPhoneリサイクルプログラム」として、直営のAppleStore店頭でiPod/iPhoneを回収している。下取りではなく、あくまで回収なので、現金やクーポン等の還元はない。ただし、旧いiPodを回収に出した場合は新しいiPodを10%引きで買うことができる。

店頭へ直接持ち込めばOK。なお、iPadは「PCリサイクルプログラム」に含まれる

回収に持ち込む際はサポートページに説明のある方法でデータや個人情報を消去しておこう。ただし、本体に大きな破損(ガラス割れ)などがある場合は回収できない場合がある。また、付属品や箱は回収対象外となっている。

昨年から全国で、小型家電リサイクル法

破損や故障で下取り・買い取りに出せないものは、自治体の回収へ。2013年4月より、有用金属の回収・再資源化と、有害物質の適正な処理などを目的とした「小型家電リサイクル法」が施行され、各市町村で回収が行われるようになった。

回収品目は自治体が決めることになっており、市役所や図書館などの公共施設等に設置された専用のボックスで回収される形が多いようだ。また、自治体エリアの家電量販店が協力している場合もある。

東京都千代田区では、区役所や出張所、図書館などにボックスを設置。携帯電話、デジタルカメラ、携帯ゲーム機などが回収対象で、回収ボックスの投入口(30×15cm)に入るもののみ回収している。

東京都千代田区の事例。ACアダプター、ドライヤーなども回収