まったくの私事で恐縮だが、バッサリと髪を切った。春だし、こっそりと憧れていた黒髪ボブにでもしてみるか! というわけで、けっこう思い切ったのである。

しかし、切る前には心の内で葛藤があった。筆者の思い描くボブスタイルとは、毛先がくるんと内向きになっているもの。「あの内向きってどうやって作るんだろう? もしや、毎日コテ(ヘアアイロン)で巻かなくてはならないのだろうか……」などと不安でいっぱいに。筆者は面倒くさがり&朝に弱いので、髪のセットには極力時間をかけたくないし、かけないのだ。そんな輩が黒髪ボブになりたい、だなんて叶わぬ夢なのかもしれない。何かいい方法はないかなぁ……。

黒髪ボブに憧れている筆者はシャープのプラズマクラスターヘアスタイラーを発見した

と、模索しているところで見つけたのがシャープのプラズマクラスターヘアスタイラー「IB-CB54」である。見たまんまだが、これはブラシが付いたドライヤーだ。コテよりも扱いが簡単そうだし、朝の3分くらいでさくっとセットできちゃうのでは? という見込みで、ついに髪を切ることを決定した。完全にIB-CB54任せである。

「テンション毛」がいい働きをする

IB-CB54はブラシとドライヤーが一体となったものだ。「ブローブラシ」と「ロールブラシ」の2種類が付属する。ブラシをよく見てみると、ハケのような短くて硬い毛が並んでいるのが見える。これは「テンション毛」で、髪の毛をキャッチして引っ張るという働きをしてくれるのだ。

2種類のブラシが付属(左からブローブラシ、ロールブラシ)

弾力のあるテンション毛で髪をしっかりとキャッチする

もう一つ、IB-CB54の特徴はブラシの横に空いた長方形の「サイドホール」だ。ここから温風とプラズマクラスターイオンを放出して、髪を静電気から守りつつ、乾燥・スタイリングする。

長方形のサイドホールから温風とプラズマクラスターイオンを送り出す

もちろんブラシなしでも使える。写真は吹き出し口

操作スイッチ。HOT/COLDとDRY(風量大)/SET(風量小)を組み合わせて合計4モードを用意する