他にもまだまだビデオ・オン・デマンドサービスは存在する。無料作品が数多く並ぶ「GYAO!」。無料や非会員動画に加えて、様々な課金チャンネルを揃える「楽天ShowTime」。作品ごとに課金する「ニコニコチャンネル」、作品ごとに課金に加えて月額料金で20本の作品が視聴できる「TSUTAYA TV」。au回線契約者のみを対象とした「auビデオパス」、ソフトバンク回線契約者のみを対象とした「UULA」。見放題サービスや好みのチャンネルと契約することができるが、対応テレビがメインで、スマートフォンやタブレットでの視聴も可能な「アクトビラ」などである。

加えて、全世界への大規模なサービス展開を目指すアメリカのビデオ・オン・デマンドサービスである「Netflix」が、2015年秋より日本でのサービスを開始すると今年初旬に発表した。北米での会員数が5,000万人以上で、独自コンテンツをも数多くラインナップしている超大手サービスである。

配信されるコンテンツや視聴デバイスに関しての発表はまだ行なわれてはいないが、2月18日にはパナソニックよりNetflix対応の新「VIERA」が発表されるなど、上陸準備は着々と進んでいる。Netflixの進出により日本の業界の競争がさらに激化し、より良いものになっていくだろう。さらなる進化が予想されるこの動画配信サービスの世界から目が離せない。

Netflixの日本向けサイトはすでに立ち上がっている。事前登録だけではあるが