ウルトラハイエンドのMini-ITX
Supermicroの「X10SDV-TLN4F」と「X10SDV-F」は、Broadwell世代のサーバー向けSoC「Xeon D-1500」シリーズを搭載するというMini-ITXマザーボードだ。搭載CPUは8コア/2GHz(定格)/2.6GHz(ターボ)/45WのXeon D-1540。オリオスペックで予約を受け付けており、予価は前者が15万円前後、後者が13万6千円前後。4月末に入荷する予定だ。
両モデルの仕様はほぼ同じ。Mini-ITXながら4本のメモリスロットを備えており、最大128GBのECC RDIMM DDR4-2133または64GBのUDIMMが搭載可能だ。拡張スロットはPCI Express x16に加え、M.2も用意。両モデルの違いはネットワーク機能で、X10SDV-TLN4Fがデュアル10GbEとデュアルGbEであるのに対し、X10SDV-Fは10GbEが省略されている。
ついにTITAN Xの発売が開始!
NVIDIAの新型GPU「GeForce GTX TITAN X」を搭載するグラフィックスカードが各社より登場、発売が開始された。以前、TITAN Zという製品もあってややこしいが、このTITAN XはシングルGPUのハイエンドモデル。第2世代MaxwellのフルスペックGPUで、CUDAコア数はGTX 980の2,048基から3,072基へと、1.5倍に強化されている。
入荷が確認できたのは、以下の5社のモデル。全てリファレンスデザインの製品で、コアクロック等にも違いはない。16万円台後半という価格の高さだが、SLIのために2枚買いをしていったお客さんもいたとか。
■各モデルの価格 | ||
メーカー | 型番 | 価格 |
---|---|---|
MSI | NTITAN X 12GD5 | 164,500円前後 |
GIGABYTE | GV-NTITANXD5-12GD-B | 162,000円前後 |
ZOTAC | ZT-90401-10P | 160,000円~164,500円前後 |
Palit | NE5XTIX015KB-PG600F | 160,980円(ドスパラパーツ館) |
GALAX | TIXXH5DH00G0 | 164,380円(BUY MORE秋葉原本店) |
GTX TITAN Xのコアクロックは1,000/1,075MHz。GTX 980に比べ、搭載メモリが4GBから12GBに増強されているのも大きなポイントだ。その一方で、消費電力は250Wに増えており、補助電源コネクタは8ピンと6ピンが各1個となっている。