防水ケース
100円ショップには前項で紹介した通常のケースの他に、スマートフォンやタブレット用の防水ケースも販売されている。防水ケースといってもパッキン付きの丈夫なビニール袋という体裁で、防水性も防沫・防滴といったレベルで、水中に入れることは想定されていないものだが、風呂でスマホやタブレットを使う人が万が一に備えて入れたり、雨中に野外活動する際に使うにはちょうどいい。ケースに入れると操作性は落ちるが、細かな操作が必要になるゲームなどをするのでなければ十分なレベルだ。屋外で行動することが多い人は、バッグに1つ入れておくと便利かもしれない。
「防水クリアケース スマートフォンワイドタイプ」は、スマホ用の大型防水ケース。iPhone 6 Plus用をうたっているだけあってちゃんと入った。ストラップ穴は開いているがストラップ自体は自前で用意すること。
Android代表として、5.5インチ液晶を搭載したisai LGL24を入れてみた。こちらもサイズに余裕があった。
「防水クリアケースiPadサイズ」は、10インチクラスのタブレットまで収納可能な防水ケース。9.7インチのiPad Air 2もきちんと入った。さらに、驚くことにTouch IDもそのまま利用可能だった。
しょせん100円、品質も100円相応だろうと侮っていたが、スタンドやケース類などは1000円前後のものと比べても遜色ないばかりか、上回っているのでは、と思わせるものもあり、まったく不見識だった。
ケース類などは消耗品と割り切ってカスタマイズするもよし、いくつか買って気分次第で取り替えるもよし、安いので気軽に試せるあたりもいい。安いなりのデメリットもあるが、うまく使い分けて賢く節約したい。
(記事提供: AndroWire編集部)