CPUが刷新された以外は大きな進化はなし - 東芝「dynabook T」シリーズ
東芝のスタンダードノートPC「dynabook T」シリーズについては、CPUがBroadwell世代に変更された程度で、前モデルからの大きな変化はない。
フラグシップモデルの「dynabook T85」はCPUがIntel Core i7-5500U(2.40GHz)で、メモリが8GB、ストレージは1TBのハイブリッドHDDという構成。タッチ対応液晶ディスプレイの解像度は1,920×1,080ドットで、光学ドライブはブルーレイディスクドライブだ。
本体サイズはW380×D259.9×H24.5mm、重量は約2.4kgである点も前モデルと変わらない。ただしCPUの省電力性能が向上した影響で、バッテリ駆動時間が前モデルの約4.3時間から約5時間へ延びている。基本的にはCPUが変わったのみではあるが、店頭予想価格が5,000円程度値上がりしている点が残念だ。
製品名 | dynabook T85 |
---|---|
量販店価格 | 200,000円前後 |
OS | Windows 8.1 Update 64bit |
CPU | Intel Core i7-5500U(2.40GHz) |
メモリ | DDR3L 8GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵) |
ストレージ | 1TBハイブリッドHDD |
光学ドライブ | ブルーレイディスクドライブ |
ディスプレイ | 15.6型、1,920×1,080ドット |
タッチパネル | ○(マルチタッチ) |
有線LAN | ○ |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | - |
Webカメラ | 92万画素 |
主なインタフェース | USB3.0×2、USB2.0、アナログRGB、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXCカードリーダ、ヘッドホン出力 |
バッテリ駆動時間 | 約5時間(JEITA2.0) |
本体サイズ | W380×D259.9×H24.5mm |
重量 | 約2.4kg |
dynabook T75
ひとつ下の「dynabook T75」は、「dynabook T85」からタッチ機能を省いたモデルだ。タッチパネルが省略されているぶん、「dynabook T85」より高さが1mm薄く、重量についても約100g軽くなっている。
中位モデルの「dynabook T65」および「dynabook T55」、下位モデルの「dynabook T45」についても、前モデルとの違いはBroadwell世代のCPUを採用している点だ。「dynabook T65」はCPUがIntel Core i5-5200U(2.2GHz)でメモリが8GB、ストレージが1TB HDDの構成。「dynabook T55」はCPUがIntel Core i3-5005U(2.00GHz)でメモリが4GB、ストレージは1TB HDDとなっている。「dynabook T45」のパーツ構成はCPUがIntel Celeron 3205U(1.50GHz)でメモリが4GB、ストレージが1TB HDDだ。全モデルとも液晶ディスプレイの解像度は1,366×768ドット、本体サイズと重量は「dynabook T75」と同じ。
製品名 | dynabook T55 |
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量販店価格 | 140,000円台半ば |
OS | Windows 8.1 Update 64bit |
CPU | Intel Core i3-5005U(2.00GHz) |
メモリ | DDR3L 4GB |
グラフィックス | Intel HD Graphics 5500(CPU内蔵) |
ストレージ | 1TB HDD |
光学ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ |
ディスプレイ | 15.6型、1,366×768ドット |
タッチパネル | - |
有線LAN | ○ |
無線LAN | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | Bluetooth 4.0 |
センサー | - |
Webカメラ | 92万画素 |
主なインタフェース | USB3.0×2、USB2.0、アナログRGB、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXCカードリーダ、ヘッドホン出力 |
バッテリ駆動時間 | 約5.7時間(JEITA2.0) |
本体サイズ | W380×D259.9×H23.5mm |
重量 | 約2.3kg |