バッテリ駆動時間が2.3倍以上に! - 富士通「LIFEBOOK AH42/T」

富士通の「LIFEBOOK AH42/T」は、バッテリ駆動時間が大きく延びた点がポイントだ。前モデル「LIFEBOOK AH42/S」では約4.4時間だったが、新モデルは10.2時間と2.3倍以上になっている。本体サイズはW378×D252×H25.5mmと変わらず、重量は約100g重くなっているが、(持ち運んで使うかどうかはともかく)携帯性についてはかなり向上したといっていい。

CPU性能は若干パワーダウンしている。新モデルではCPUにIntel Celeron 2957U(1.40GHz)が採用されているが、前モデルのIntel Pentium 3558U(1.70GHz)より性能が低い。CPUの処理能力よりも、バッテリ性能を重視した構成なのだろう。

15.6型のスタンダードノートPCは、本来持ち歩きには向かず、デスク据え置きで使うのが基本だ。バッテリ駆動時間が大きく延びたとはいえ、その恩恵を十分受けられるかという点に疑問が残る。店頭予想価格は130,000円前後と前モデルから変わっておらず、円安によるパーツ価格の値上がりを考えると、価格面では評価できる。

製品名 LIFEBOOK AH42/T
量販店価格 130,000円前後
OS Windows 8.1 with Bing 32bit
CPU Intel Celeron 2957U(1.40GHz)
メモリ DDR3L 4GB
グラフィックス Intel HD Graphics(CPU内蔵)
ストレージ 1TB HDD
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 15.6型、1,366×768ドット
タッチパネル -
有線LAN
無線LAN IEEE802.11a/b/g/n/ac
Bluetooth Bluetooth 4.0
センサー -
Webカメラ 92万画素
主なインタフェース USB3.0×3、HDMI、有線LAN、SD/SDHC/SDXCカードリーダ、ヘッドホン出力
バッテリ駆動時間 約10.2時間(JEITA2.0)
本体サイズ W378×D252×H25.5mm
重量 約2.3kg