上司とのまさかの展開にケースをつける派に転向
――毎回ケースはつける派ですか?
小林:iPhoneを使っていた最初の頃はみんなで「ケース着けない方がいいよね」とか言っていたんですけど。何でつけようと思ったかというと……、会議の時にみんなiPhone出してて、ピロロロって鳴ってメールが来たんですよ。で、それを隣のエラいオジさんが自分のだと思って取ってしまって。私はロックも何もしていなかったから。メールには見られたらまずい仕事のナイショ話が来ていて(笑)。
――えーっ!?
小林:「あれっ? これ、俺のじゃないよね?」ってオジさんからiPhone渡されて、「あーっ!」って(笑)。それ以来、裸は分かんなくなっちゃうから、絶対にどこにあっても自分のだと分かるようにしよう、とケースをつけるように。
――以前はケースを自作されていましたが今は?
小林:6はないんですけど、5の時か何かにワークショップをやろうという企画がありまして、透明なケースに紙をいろいろ貼ってニスを塗る「デコパッチ」というのをやりました。また、金のパーツをつけたり、紙張ったあとに糸をバーッと貼ったものにUVレジンという光で固まる素材を上からかけたりしていますね。
――今でもワークショップをやりたいと思いますか?
小林:今はケースだけじゃなくてアクセサリー作ろうってイベントをやろうとしていますね。ケースと言っちゃうと、iPhoneだけしかできないと思われてしまって人が限られちゃうので。ケースもいいしピアス作ってもいいし、みたいなイベントをやろうと思っています。
4年前はあまりいいケースがなかった気がします。オジさんに間違えられないような(笑)。だから当時は、自分で作ろうと思いましたね。楽しいし。最近はちょっと大人になって「買おう」と思うようになったけど。
――じゃあ、ぜひ次は食品サンプルでケース作りを。
小林:あ、それはぜひ挑戦したい!