ぶれや歪みがきわめて少ない高品質な映像を180度体験
ロバート氏によれば、製品の肝は強力な3軸ぶれ補正などの画像安定技術による高品位なフルHD映像ということで、その性能を証明するショートムービーも上映された。ムービーはBebop Droneで撮影した素材を特殊効果など加えずそのまま使用しているということだったが、まるでステディカムでも使っているかのようにぶれのない安定した映像だった。
会場では、ロバート氏がBebop Droneを手に持って動かしている間、別のスタッフがBebop DroneからワイヤレスでiPadに配信された映像を見せて回るというデモも行われたが、非常にぶれの少ない映像だった。
ちなみに、内蔵カメラはBebop Droneのためだけに開発されたもので、スマホやタブレットのアプリ上で角度を簡単に切り替えることができる。ユーザーは、180度の視野を移動でき、水平にも垂直にも撮影することが可能。また、映像の歪みも高精度に補正されるそうで、実際にBebop Droneで撮影した映像を見ても、広角レンズや魚眼レンズを搭載したアクションカメラなどで多く見られる水平線の歪みは確認できなかった。
最大2km先まで飛ばせるコントローラーも用意
このほか、発表会では操縦者が直感的にドローンを操縦できる無料のアプリ「FreeFlight 3.0」や、Wi-Fi電波を増幅して最大2kmまで通信できるようになるオプションの通信距離拡張コントローラー「Skycontroller」も紹介された。
なお、「Parrot Bebop Drone」の税別価格は70,900円で、カラバリはブルー、レッド、イエローの3種類が用意される。また、通信距離拡張コントローラーがセットになった「Parrot Bebop Drone+Skycontroller 通信距離拡張パック」は、税別価格が130,900円となっており、いずれも4月上旬に発売される予定だ。