2015年の春商戦に向けて、日本マイクロソフトが新たなキャンペーン「Office搭載パソコンで変わる新生活」を開始した。キャンペーンを通じて、進入学や新社会人の需要を取り込むほか、ファミリーで新たな生活を楽しむためのパソコン利用法を提案。「学生」、「若手ビジネスマン(社会人)」、「ファミリー」という3つのユーザー層をターゲットに、具体的なシナリオを通じて訴求する。
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日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループ オフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳氏は、「新たなOfficeを搭載したパソコンを利用することで、仕事や学習だけの利用ではなく、生活そのものを楽しむことができることを提案し、新学期や新年度からの新たな生活を楽しんでもらいたい」とする。日本マイクロソフトは2014年10月に、日本市場向け専用製品「Office Premium」をリリースした。現在、日本で発売されるパソコンのほとんどに、このOffice Premiumが搭載されている。
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日本マイクロソフト 執行役 コンシューマー&パートナーグループ オフィスプレインストール事業統括本部長の宗像淳氏 |
合わせて、これも日本市場に向けて専用に用意された「Office 365 Solo」を発売した。Office 365 Soloは、Office Premium搭載前のパソコンや、Officeを搭載していないパソコンで利用するための製品。サービス内容に若干の差はあるが、基本的な機能(主にアプリケーション部分)はどちらも同じと考えていい。この2つを称して「新しいOffice」という表現を用いている。
2014年の秋以降、Office Premiumを購入したユーザーからは、高い評価の声があがっているが、その一方で、宗像執行役は次のようにも指摘する。
「パソコンに詳しい人や長年にわたってOfficeを利用している人たちにとっては、Office Premiumで提供される機能やサービスのメリットが、よく理解していただいている。一方で、お得には感じるが、どうやって活用したからいいかが分からないという声のほか、具体的な利用シーンを通じた機能やサービスの活用方法や、それによるメリットを知りたいというユーザーが多いのも事実。そうしたユーザーに対して、具体的なシナリオでメリットを訴求していく必要がある」と語る。
今回の新キャンペーンは、そうしたユーザーの声を反映したものになるといっていいだろう。新しいOfficeを搭載したパソコンの高い利便性や、お得感などのメリットを訴えるほか、Office向けに提供されている2,000以上のテンプレート活用などを通じて、より簡単にOfficeが利用できることを訴求する考えだ。
