Plane Analyzer Plusを用いたオンラインレッスンも

2人のプロも絶賛する

発表会には製品開発に関わったティーチングプロの永井延宏氏、ドラコンプロの稲津暢氏も登壇し、トークショーを開催した。

これまでもハイスピードカメラを練習に活用してきたという永井プロは、通常の自撮りについて「ハイスピードカメラは映像品質は高いが、ボタンを押してスイングしてから、またボタンを押してストップさせてと手間がかかる」点を指摘。「Plane Analyzer Plusなら、ただ打っていればいいし、練習に集中できる。データもスイング前後1~2秒間だけなのでメディアがいっぱいになる心配も少ない」とする。グリップエンドに付ける点についても、「グリップ下だと重量が問題になるが、Plane Analyzer Plusは軽量で、しかもグリップエンドならほとんど影響は出ない。グリップエンドが多少重くなることは、むしろスイングに良い影響が出ることもある」と太鼓判を押した。

また、「地方では指導者不足をよく耳にするので、今後はクラウドを通じたオンラインレッスンなども展開できたら」と、Plane Analyzer Plusを用いたゴルフレッスンの展望を語った。

発表会後にはプロによる試打披露も行われた。Plane Analyzer Plusは、グリップエンドに装着して使用する。スマートフォンとBluetooth接続し、アプリを起動したら後は打つだけだ。コンパクトなので違和感はないという

いちいち録画・停止ボタンを押さなくていいので、うまく打てたときだけ確認すればいい(写真左)。スマートフォン画面中央にある人型マークにプレーヤーを合わせて撮ると、露出も自動で調整される。マニュアルでの細かい調整も可能(写真右)

練習のペースを崩さないから集中できる

トークショー後には実際にPlane Analyzer Plusを使った試打体験会も開催された。一度セットしておけば、あとはひたすらスイングするだけ。特別な動作が必要ないため、普段の練習のルーチンを崩すことがないのはたしかに便利そうだ。

「Plane Analyzer Plus」の販売目標は初年度1万台。今後は永井プロがトークショーで語ったように、クラウドを用いたティーチングサービスなども展開していく。製品を販売して終わり、ではなく、サービスの充実によるユーザー拡大を狙うという。

販売店はピクセラ オンラインの各店と、GOD(ゴルフダイジェスト・オンライン)、ゴルフガレージ、ゴルフテック。店頭想定価格は19,980円で、3月19日に先行発売を開始する。

今後はオンラインのティーチングサービスなども展開する予定