CrystalDiskMarkでシーケンシャルリード531.0MB/sを記録
今回は、Crucial BX100の250GBモデルを使って、そのパフォーマンスを検証してみた。テスト環境は以下に示した通りだ。
■テスト環境
CPU : Core i7-3770K(3.50GHz)
マザーボード : GIGABYTE GA-Z77X-UD3H(Intel Z77 Express)
メモリ : DDR3-1600 4GB×2
グラフィックスカード : Radeon HD 5770
HDD : Western Digital WD10EADS(1TB)
OS : Windows 8.1 Pro Update 64bit
まずは、定番の「CrystalDiskMark 3.0.3b」の結果から見ていこう。Crucial BX100のシーケンシャルリード速度は実に531.0MB/sにも達しており、ハイエンドモデルのSSDと比べても遜色はない、SATA 3.0対応SSDとしてはほぼ限界の速度である。シーケンシャルライト速度は369.5MB/s、512KBランダムリードは362.9MB/s、512KBランダムライトは369.8MB/sであり、こちらもメインストリーム向けSSDとしては満足できる。
HD Tune Pro 5.50のテストも高速
次に、「HD Tune Pro 5.50」を利用して、より詳細なテストを行ってみた。HD Tune Proではディスク全域にわたるテストが可能であり、HDDの場合なら、ディスク外周のほうがパフォーマンスが高くなる。結果は下に示した通りで、Crucial BX100のリード速度はほぼ一定で安定しており、平均速度は397.5MB/sとなった。ライト速度もほぼ一定で、平均速度は337.2MB/sとなった。CrystalDiskMarkの結果に比べると速度は低くなっているが、このテストは他のSSDでも速度が遅く出る傾向にあり、妥当な結果といえる。
ファイルベンチマークの結果は、シーケンシャルリードが507,302KB/s、シーケンシャルライトが369,422KB/sであり、IOPS値は4KBランダム(QD1)のリードが7,520IOPS、ライトが18,622IOPS、4KBランダム(QD32)のリードが69,183IOPS、ライトが79,175IOPSとなった。いずれもかなり高速なスコアだ・
ランダムアクセステストでは、転送サイズランダム時のCrucial BX100の平均リード速度が464.153MB/s、平均ライト速度は425.030MB/sとなった。