OPPO Digital Japanは2月13日、ハイレゾ対応のポータブルヘッドホンアンプ/USB DAC「HA-2」と、軽量化を進めた平面磁界駆動型ヘッドホン「PM-3」を発表した。発売はともに3月20日で、価格はオープン。推定市場価格は、HA-2が39,000円前後、PM-3が55,000円前後。発表当日より予約受付を開始している。

「HA-2」と「PM-3」

「HA-2」は洗練されたデザインでハイレゾ入門層にもアピール

HA-2は、スマートフォンのような薄型軽量ボディを目指したイレゾ対応のポータブルヘッドホンアンプ/USB DAC。サイズはW68×D157×H12mm、重量は175gで、iPhone 6のような4.7型クラスのスマートフォンと一緒に持ち歩きやすそうなデザインだ。

表面に本革をあしらった「HA-2」。本革部分はカバーではないので取り外し不可

iPhone 6と並べたり、重ねたりして比較。ポタアンでありながら薄さが際立つ

それでいて、ブックカバーのように本革をまとって高級感を演出しているだけでなく、高剛性アルミ合金をボディ素材に用いるなど、音質も意識した設計を採用。USB DACには、ESS Technology製のSabra Reference ES9018-K2Mを搭載。5~10万円クラスのハイレゾ対応製品に多く採用されている、定評のあるチップだ。再生可能なハイレゾ音源は現在、最高レベルといえるPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHzをサポートしている。

また、iOS端末とのLightning接続、Android端末とのUSB OnTheGo接続、そして3.5mmステレオジャックによるアナログ接続に対応。幅広い機器と接続可能だ。バッテリー容量は3,000mAhで、駆動時間はUSB入力時で約7時間、アナログ入力時で約13時間。30分で70%、1時間30分で満充電に達する高速充電性能には目を見張るものがある。また、HA-2をモバイルバッテリーとして、スマホの充電に用いることもできる。

USBとMicro USB、アナログ入力端子を装備。入力切替スイッチも用意している

Low/Highのゲイン切り替えが可能。低音増強(Bassブースト)が完全アナログ処理というのもこだわりだ

iPhoneとLightning接続が可能だ

Lightning、OnTheGo、アナログ接続の3種類に対応