うつして翻訳
NTTドコモのAndroid専用アプリ。画面内の枠に単語や文章が収まるようにカメラをかざすと、画面の下に読み取った単語とその翻訳がリアルタイムで表示される。文章の場合だと、単語ごとにスラッシュで区切った形での翻訳に。日本語に翻訳できるのは英語、韓国語、中国語(簡体字・繁体字)、インドネシア語、タイ語の6種類だ。
読み取りのための枠は画面右上のアイコンをタップすると標準の横書きモード以外にも縦書きモードと、枠幅が広く文字に翻訳語をオーバーレイで表示する看板モードに切り替えることができる。
ただし、気になるのは読み取りの速度だ。「Worldictionary」のようにレティクルがついている場合、レティクルを当てた箇所がサッと翻訳されるのに対し、「うつして翻訳」の場合は枠に入っている言葉を認識するまでの時間が長め。また、枠内に複数の単語が入っている場合、翻訳したい単語と別の単語が訳されることも。
言語パッケージは無料でインストールすればオフライン利用できるが、単語レベルの翻訳のみで読み取りしづらいため、使いどころが限られそうだ。