予定をスマホ・タブレットで確認や登録を行なうのに使うカレンダーアプリ。OSの純正アプリを使うのも便利だが、GoogleカレンダーやiCloudカレンダーといったサービスや他のアプリと連携してひとつに統合できるカレンダーアプリが人気だ。

そんな中、カレンダーアプリ「Sunrise Calendar」のサンライズ社がマイクロソフト社に1億ドル以上で買収されたと報じられ、「Sunrise Calendar」に注目が集まっている。はたしてどんなアプリなのだろうか?

iOS版「Sunrise Calendar」の画面

Google Chrome拡張機能版の画面

情報量が多くても見やすい画面構成

「Sunrise Calendar」はiOS、Android、Google Chromeの拡張機能の3種類、アプリがリリースされ、またWEB上からでも利用することができるカレンダーだ。また、iOS版はApp Storeで「Essential(必須アプリ)」にも選ばれており、カレンダーアプリとしての評価も高い。

この「Sunrise Calendar」のメイン画面は、上半分がシームレスな月間カレンダーで下半分はイベントリストがタイムライン状に表示されている。月間カレンダー・イベントリストどちらも上下にスクロールさせることで前後の日付に移動させる仕組みだ。月間カレンダーとイベントリストの境界を上下にフリックさせると、月間カレンダーとイベントリストの縦幅を変えることも可能。

また、月間カレンダーの任意の日を指定してから画面右上の1×3ボタンをタップすると、指定した日とその前日・翌日の日ごとのスケジュールが表示される。

メイン画面のイベントリストでは入力した予定はもちろん、連携したアプリのタスクやリマインダーも表示され、さらに当日と翌日の午前・午後・夜の天気と気温もアイコンで表示。カレンダーからイベント、タスク、天気と、1画面の情報量が多いにもかかわらずスマホの限られた画面内において分かりやすく表示されているのが長所だ。

画面上部が月間カレンダー、下がイベントをまとめたリストになっている

イベントリストでは当日と翌日の分には天気予報と気温が表示される

日ごとのスケジュール画面は左右にスワイプすることで日付を移動できる