手のひらサイズの洗濯機「コトン」は"カレーうどん"のシミに勝てるか?

もっとスマートに持ち運びたい

実際に使ってみて、気になった点がいくつかあった。まずは、使用中にあとどのくらい水が残っているのかわかりづらい点。使っている間に残りの水量が確認できるようになるとうれしい。また、本体のフタはかぶさっているだけで、持ち歩くとカバンの中で取れやすい。こちらも、キッチリ閉まる作りにしてくれるとさらに持ち運びやすくなると感じた。

外出時には、コトン本体のほかに、綿棒・マット・キッチンペーパー・液体洗剤を入れた小さな醤油ボトルという「コトンセット」を持ち歩いた。コトンは高級感があってスタイリッシュなだけに、キッチンペーパーや綿棒といったものも、まとめて一緒にスマートに持ち運びたいものだ。別売でもいいので、かさばらないキャリングケースが欲しいところ。

襟の皮脂汚れもキレイに落ちる

家でもシミ抜きの用途で使ってみることにした。ケチャップや醤油、チョコレートのシミもコトンでキレイに落ちる。よく目をこらしてみると輪ジミのようなものが見えるが、その後に洗濯したところ、キレイに落ちた。

1つだけ、シミを落としきれないものがあった。それは"落ちにくい"をウリにした口紅。こちらは残念ながらうっすら残ってしまった。当然のことではあるが、汚れと生地との相性もあり、すべての汚れがキレイさっぱり落ちるわけではないのでご注意いただきたい。