INFOBAR C01
「INFOBAR A01」に続いて2012年2月に発売された「INFOBAR C01」。開発元はA1と同じくシャープで、スマートフォンながら縦長で、なおかつケータイシリーズの特徴であるテンキーを搭載した異色の製品になっている。ただし、物理ボタンはテンキーのみで、十字ボタンやAndroidスマホの3ボタンはタッチパネル上で操作して使う。
サイズは縦130mm、横52mm、厚さ12.3mm(最厚部: 12.5mm)、重さが106gとスリムなスタイルでケータイ時代のサイズに近い。
OSはAndroid 2.3.6で、インターフェースは「INFOBAR A01」同様に「iida UI」が採用されている。ただしロック画面を解除した直後は、「iida UI」独自のアイコンやウィジェットがタイル状に組み合わされたホーム画面ではなく、カメラやメールなどすぐ使いたい機能のショートカットが十字に配列された画面に移行する。また、ケータイの時同様に細長のフォルムであるため片手での操作がしやすくなっている。
INFOBAR A02
2013年2月に発売された「INFOBAR A02」はふたたびテンキーがないデザインに戻り、開発元はHTCに。アルミフレームを採用し、従来のシリーズでおなじみのタイルキーはなくなったものの、電源キーや音量キーに「INFOBAR」シリーズらしいカラーリングが施されている。
また、「INFOBAR」シリーズでは初めてIPX5/7の防水性能とIPX5の防塵性能に対応。サイズは縦138mm、横70mm、厚さ9.7mm、重さは約147gとこれまでのシリーズの中で最も大型になった。
OSはAndroid 4.1が採用され、インターフェースはiida UI 2.0が登場。前バージョンのUIに比べてアイコンやウィジェットなどが、ゼリーのような有機的な動きになったほか、フリック操作でホーム画面からウィジェット画面やリストビューに切り替えることができるようになった。