スマートフォンも組み合わせれば料金が半額以下に!

U-NEXTはNTTドコモ回線を利用したMVNO「U-mobile」も開始しており、昨年11月にはLTE回線で通信速度制限を設けない「LTE使い放題プラン」を提供している。

今回発表されたU-NEXT光とU-mobileを組み合わせる「U-NEXT光&スマホコラボレーション」とU-mobileの両者を同時に導入すると、最安で月額3,810円からの料金プランとなる。

光回線とセット加入することで最大500円の値引きが適用される。音声通話+LTE使い放題でも最大で6,680円。これまでのスマホの利用料で固定回線まで賄えるようになる

さらに、U-NEXT光&スマホコラボレーションでは、U-mobileの「LTE使い放題」プランを複数回線組み合わせた「スーパーファミリーバリュー」プランも提供。これはU-NEXT光に2回線以上のLTE使い放題プランを組み合わせることで、2回線で月額8,000円、3回線で1万円と、フレッツ光+NTTドコモ回線と比べても50%以上安い構成が可能になる。

回線は最大5回線まで増やすことができ、その場合は追加回線ごとに+2,000円される

このほか利用者には、U-NEXTのビデオ配信サービス用のポイント1,000円分が毎月提供される。U-NEXTでは新作映画が300~400円程度で視聴できるので、毎月2~3本ぶんの映画が無料で見られる計算になる。

なお、U-NEXTは本日1月28日から4月30日まで、サービス加入/変更時の手数料を無料にするキャンペーンを実施する。

フレッツ光サービスからの乗り換えはもちろん、手数料・工事料金が高額になる新規導入時の手数料も無料になるため、導入のチャンスとしては絶好の機会だ

フレッツ光サービスからの乗り換えはもちろん、手数料・工事料金が高額になる新規導入時の手数料も無料になるため、導入のチャンスとしては絶好の機会だ。

これまで、固定回線とモバイル回線は個別に支払いする必要があったが、スーパーファミリーバリューを利用すれば、一家全員の回線が固定・モバイルを問わず一括して支払えるようになり、単純に安いというだけでなく、家計の管理という観点からもわかりやすくなる。ファミリーユーザーにとってはもちろん、一人暮らしであっても、高速な光回線とスマートフォン回線を安価に導入できるのは魅力的だろう。

今後、他社からも光回線卸売りとMVNOの組み合わせという販売形式は増えると予想されるが、スーパーファミリーバリュープランは最初からかなり意欲的な価格設定と自由度をもって登場したという印象だ。

ドコモ端末はそのまま利用可能、SIMフリー端末も用意

U-NEXT光&スマホコラボレーションでは、契約するとスマホ回線数ぶんの枚数のSIMが送られてくる。すでにNTTドコモ用、またはSIMフリーの端末(フィーチャーフォン含む)を持っている場合は、そのまま送られてきたSIMを刺せば利用可能だ。

宇野社長は普段、iPhone 6のSIMフリー版を使っているとのこと。現在販売が中断しているが、再会が待ち遠しいところだ

また、まだ端末を持っていないという人向けには、U-mobileで販売中のSIMフリー端末も提供される。U-NEXTの直営店ではASUSのZenFone 5が人気ということだが、ハイエンド志向のユーザーにはSoCに8コアのHiSillicon Kirin 925という日本では珍しいチップを搭載したファーウェイのAscend Mate7も魅力的だろう。

Snapdragon 400を搭載し、4.5インチとコンパクトな「Ascend G6」(29,800円)

ファーウェイのオクタコアハイエンド端末「Ascend Mate 7」(49,800円)。6インチフルHDと1,300万画素カメラを搭載している

U-mobileで一番人気という5インチモデルの「ASUS ZenFone 5」(26,800円)。本機のみボディ色にレッドが用意される(ほかは白と黒のみ)

割賦販売で月々400円と低価格が人気の「freetel priori2」(9,980円)。LTE非対応なので通信速度には注意