介護や建設現場に向けた専用端末もリリース
専用端末として医療・介護向けの「HP ElitePad 1000 G2 看護タブレット」と建築現場向けの「HP ElitePad 1000 G2 頑丈タブレット」の2機種をラインナップする。端末はあらかじめケースに組み込まれた形で提供され、高い防水機能や耐久性を備える。看護向けモデルでは銀イオンによる抗菌加工も施されている。
「HP ElitePad 1000 G2 看護タブレット」は4月上旬、「HP ElitePad 1000 G2 頑丈タブレット」は5月下旬に発売し、希望小売価格はどちらも税別148,000円。
また、専用端末へのアプローチとして、決済用のデバイスを搭載可能な「HP ElitePadリテールケース」も合わせて用意した。サードパーティー製の決済デバイスを取り付けることで磁気カードやEMV、NFCなどの決済方法を選択できる。VESAマウントに対応し、店舗内の固定POS端末としての利用も想定されている。2月中旬に発売し、希望小売価格は税別20,000円。
教育向けには2in1デバイスとして、Windowsを搭載した「HP Pro Tablet 10 EE G1」とAndroidを搭載した「HP Pro Slate 10 EE G1」を用意する。児童が教室で使うことを考慮して、70cmからの落下に耐える設計やひも付きの格納ペンなどを採用する。別売りのキーボードドックは、教室内での混線を防ぐためにあえて無線ではなく、プラグによる接続とした。
「HP Pro Tablet 10 EE G1」と「HP Pro Slate 10 EE G1」に関しては、ジャストシステムやスカイ、チエル、富士ソフトといったソフトウェアベンダと協業して、教育現場への導入を目指し、ソフトウェアの開発や動作検証、実証実験などをおこなっていくという。
「HP Pro Tablet 10 EE G1」は3月中旬の発売で、希望小売価格は税別46,800円から、「HP Pro Slate 10 EE G1」は4月中旬の発売で、希望小売価格は税別44,800円。