4kディスプレイ・84型の「Surface Hub」

続いて発表されたのが、84型と大型の4Kディスプレイを採用した「Surface Hub」だ。現在Surfaceは10.6~12インチのタブレットコンピュータのブランド名になっているが、もともとSurfaceは30インチのテーブル型コンピュータの製品名(その後PixelSenceに改称)だったので、大型化自体は先祖返りと言えるだろう。

Surface Hubは主に会議室などに設置するホワイトボード型端末で、テレビのように壁掛け/据え置きで利用する。マルチタッチ・マルチペン入力に対応しており、ホワイトボードのような使い方や、グループ作業などでの利用が想定されている。Surface Hubの発売時期は、2015年後半で、価格は未定。OfficeとOneNote Whiteboard、Skype for Businessが付属する。

スマートフォンやタブレットから手軽にファイル共有する機能も用意されており、スマートフォンで持ち寄ったファイルを配布したり、資料をSurface Hubに送ってプレゼンを行うといったことも可能になる。

会場の中央に何気なくかけられていたスクリーンが実は新製品だったというオチ。マルチタッチ/ペン対応で、カメラやマイクも内蔵しており、Skypeのグループチャットも単独で行える。グループチャットに入るための専用ボタンも用意されている

大型ディスプレイながらほかのWindows 10デバイスと同様のジェスチャーで画面分割などの操作が可能。会議室や教室にあればかなり便利そうだ