2万円台から選べるマウスコンピューターのWindowsタブレット
現在、マウスコンピューターの主力となっているWindowsタブレットは「MT-iPE1100WN」「MT-iCE1000WN-BG」「WN801V2-BK)」の3機種だ。大きさはそれぞれ11.6型、10.1型、8型となる。気になる価格は「MT-iPE1100WN」が59,800円/69,800円(税別)、「MT-iCE1000WN-BG」が49,800円(税別)、「WN801V2-BK」が23,800円(税別)。もちろん高価なモデルほどスペックが高いが、そもそもタブレットは個々人の使い方が大きく異なるため、予算と用途に合わせた製品選びが肝要だ。各モデルを簡単に確認してみよう。
タブレットとしてもノートPCとしても使える2in1スタイル「MT-iPE1100WN」
「MT-iPE1100WN」は、ノートPC兼タブレットという2in1スタイルの製品。着脱式のキーボードが同梱され、タブレットと物理的に合体させることにより、ノートPCと同じ使い方ができる。CPUには最新アーキテクチャ"Haswell"をベースとしたインテル Pentium 3561Yが搭載されており、処理能力も通常のノートPCに引けを取らない。また10点マルチタッチ対応の11.6型フルHD(1920×1080)液晶ディスプレイを備えているため、Microsoft Officeを利用する際の作業領域も広い。ただしMicrosoft Officeは標準搭載されていないため、BTOカスタマイズで別途選択する形となる。ストレージはM.2スロットにSATA接続されたSSDとなるため、きびきびとした動作を体感できる。容量は64GBか128GBから選択可能だ。さらにフルサイズのUSB 3.0端子や、外部出力用のmicro HDMI端子、microSDカードスロットなどを搭載しており、拡張性も非常に高い。「MT-iPE1100WN」は、普段はノートPCとして利用し、必要に応じてタブレットのように使えるモデルととらえるといいだろう。
背面には、本体を斜めに立てかけておけるスタンドを備えている。上部にはフルサイズのUSB 3.0も確認できる |
キーボードと合体させると、見た目は正しくノートPC。ただし本体を支えるためスタンドを使用することとなる |
一台で遊びにも仕事にも学習にも活躍するジャストサイズ「MT-iCE1000WN-BG」
10点マルチタッチ対応の10.1型液晶を搭載した、ミドルレンジモデルとなる「MT-iCE1000WN-BG」は、3機種の中で最もバランスのいい製品だ。タブレット本体に加え、本体と無線接続できるBluetoothキーボード(タッチパッド付き)を同梱。キーボードに取り付けられたカバーを折りたたむとタブレットのスタンドとして利用できるため、ノートPCライクに使うことも可能だ。CPUはインテル Celeron N2807となっており、Pentium 3561Yほどではないものの、Office用途などでは十分な処理能力を発揮する。また「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされている点も見逃せない。液晶ディスプレイの解像度はHD(1280×800)と作業領域は小型ノートPC並みだが、簡単な編集作業であれば十分にこなせるだろう。拡張インタフェースとしてmicro USB 2.0端子やmicro HDMI端子、microSDカードリーダーなどを備えているため、必要に応じて外部デバイスを接続することも可能だ。
タブレットにもスタンドにもなるBluetoothキーボードをセットにした「MT-iCE1000WN-BG」 |
サイズは多くのタブレットで採用されている10.1型。ディスプレイの解像度は1280×800だ |
どこでも気軽にWindowsを利用できる8型タブレット「WN801V2-BK」
「WN801V2-BK」は、わずか23,800円(税別)という価格で購入できる、コストパフォーマンスに優れた8型タブレットだ。この価格でもフル機能のWindowsが利用でき、さらに「Microsoft Office Home and Business 2013」がプリインストールされている。その分キーボードなどの付属品はないが、安価なBluetoothキーボードはちまたにあふれているため、必要に応じて追加購入すれば文字入力も問題ないだろう。液晶ディスプレイの解像度はHD(1280×800)だが、8型でWindowsを扱うと考えると十分。CPUはインテル Atom Z3735Fとなっており、さすがに上位2機種に比べると若干見劣りがする。グラフィカルな編集を行うには多少重く感じるシーンもありそうだ。micro USB 2.0端子やmini HDMI端子、microSDカードリーダーも搭載しているため、拡張性も高い。必要に応じて編集も行うが、普段は閲覧中心という用途に適しているといえるだろう。
目的に合わせて選択できるマウスコンピューターのWindowsタブレット
Windowsをそのまま搭載しているだけあって、Windowsタブレットのスペックはピンからキリまでさまざまだ。独自性の高いハードウェア設計が行われたものから、シンプルなものまで多種多様な製品が発売されており、製品選びに迷ってしまうユーザーも多いだろう。マウスコンピューターでは、Windowsタブレットにおける代表的な仕様を備えた3機種を販売している。この3機種を見比べつつ、Windowsタブレットデビューを検討してみてはいかがだろうか。後編では、今回紹介した機種の中でもひと際コストパフォーマンスの高い「WN801V2-BK」について詳しく紹介したいと思う。
標準スペック
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | MT-iPE1100WN |
ディスプレイ | 11.6型フルHD液晶(1920×1080) |
CPU | インテル Pentium 3561Y |
メモリ | 4GB PC3-12800 DDR3L SO-DIMM |
SSD | 64GB SerialATAII/128GB SerialATAIII |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス |
OS | Windows 8.1 Update 64ビット |
LAN | IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN |
インタフェース | USB 3.0×1(上側面×1) |
サイズ | W296.3×D189.8×H11.4mm |
重量 | 本体+キーボード:約1.09kg 本体のみ:約810g / キーボードのみ:約285g |
バッテリー駆動時間 | 約8.1時間 |
価格 | 64GB SSDモデル 59,800円(税別)/128GB SSDモデル 69,800円(税別) |
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | MT-iCE1000WN-BG |
ディスプレイ | 10.1型WXGAグレア液晶(1280×800) |
CPU | インテル Celeron N2807 |
メモリ | 2GB PC3-10600 DDR3L |
SSD | 64GB eMMC |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス |
OS | Windows 8.1 with Bing |
LAN | IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN |
インタフェース | micro USB 2.0×1(左側面×1) |
サイズ | W258×D172.6×H10.9mm |
重量 | 約690g(タブレット本体のみ) |
バッテリー駆動時間 | 約4.5時間 |
価格 | 49,800円(税別) |
メーカー | マウスコンピューター |
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型番 | WN801V2-BK |
ディスプレイ | 8型WXGAグレア液晶(1280×800) |
CPU | インテル Atom Z3735F |
メモリ | 2GB PC3-10600 DDR3L |
SSD | 32GB eMMC |
グラフィックス | インテル HD グラフィックス |
OS | Windows 8.1 with Bing |
LAN | IEEE802.11 b/g/n対応無線LAN |
インタフェース | micro USB 2.0×1(左側面×1) |
サイズ | W207×D126.7×H10.1mm |
重量 | 約370g(タブレット本体のみ) |
バッテリー駆動時間 | 約5.8時間 |
価格 | 23,800円(税別) |
上記スペックは、あくまで構成の一例だ。BTOを駆使して、ぜひ自分好みの一台を作ってみてほしい。
価格・構成については、2015/1/19(記事作成日)現在の情報です。最新情報についてはマウスコンピューターのサイトにてご確認ください。