フィーチャーフォンのデザインとUIを使いたい人に
OSにAndroidを搭載するとはいえ、AQUOS Kはフィーチャーフォンと考えた方がいいだろう。Google Playに対応しない、メールはEZwebメールのみでGmailなどのPCメール非対応、Googleアカウントの非対応など、スマートフォンとしては機能が足りない。
従来のフィーチャーフォンのようなEZwebアプリ、EZwebサイトが利用できるわけではないので、そうしたアプリやサービスを使っていた人は、AQUOS Kで同様のことができるかどうかの確認は必要だろう。
10キーがあり、折りたたみのようなフィーチャーフォンの形状が使いやすい人で、必要な機能がそろっている人なら、LTEに対応することでWebサイトの閲覧が早くなるなどのメリットはある。音声通話を重視する人だと、au VoLTEに対応しない点が残念だが、明確な通話ボタンやダイレクトに数字入力できる10キーなどは使いやすいと感じるかもしれない。
通常のスマートフォンに比べるとバッテリ持続時間が長いのも特徴なので、より「電話」に特化した使い方をしたのであれば十分検討する価値があるだろう。KDDIでは、ユーザーの要望を聞きつつ、今後の製品展開をする意向を示しており、ニーズが大きければストレート型やVoLTE対応など、第2弾、第3弾の製品開発も行われる可能性はありそうだ。
(記事提供: AndroWire編集部)