5. 中国メーカーの台頭
昨年、小米(Xiaomi/シャオミ)の販売するスマートフォンが中国で大ブレイクしたが、これは日本のスマートフォン市場にとって無縁な出来事ではない。SamsungやSONYがスマートフォンで苦戦を伝えられたのは、小米などの新興メーカーが販売する安価な端末による影響が大であり、実際前2社はモデル数絞り込みを検討中と報道された。
これを言い換えれば、中国メーカーの台頭によりスマートフォンのバリエーションが減る、選択肢が狭まる、ということになる。スマートフォンのコモディティ化はかねてから言われてきたことだが、省電力化や薄型化/軽量化などハード軸での進化の余地はまだある。エンドユーザとしては、従来にないユニークな機能を先行して採用する"世に問う"スタイルで、進化を続けてほしいものだ。