コンパスアプリを水平器として使うには

コンパスアプリの便利な機能のひとつが、水平かどうかを調べる水平器の機能。アプリのコンパス画面では、コンパス中央の十字マークと方位の十字とどれだけズレているかで傾きが直感的に把握できます。

詳細な傾き具合や傾き角度を調べたい時はコンパス画面を左にスワイプすると、傾きを調べるための画面へ。この画面では、端末を横に倒した状態では、2つの円の離れ具合と角度表示で傾きが分かるようになっています。2つの円は傾くにしたがって離れ、重なれば水平ということに。角度表示も水平になると0°と表示されます。

また、端末を地面に対して縦にすると、表示が円から水平線になり垂直かどうかの確認が可能。この表示では、水平線が画面両脇の線の傾きと一致すれば垂直ということになります。

水平器としても使えるコンパスアプリですが、元の角度から何度傾いているのか調べたい時は、元の状態で画面をタップしてから傾けてみましょう。すると画面が赤くなり、タップ時の状態から何度の傾きがあるのかが表示されます。

水平を測定する際の水平器画面。2つの円が表示される

完全に水平になると画面が黒から緑に切り替わる

端末を縦にすると水平線が登場して今度は垂直が測定できるように

画面をタップしてから傾けると、タップ時からどれだけ傾いたか測定可能

趣味でコンパスや方位磁石、水平器を使わないと、アプリを利用する頻度は低そうですが、初日の出の方角の確認や引越し先の内見などたまに使いたくなる場合も。そんな時でもiOS端末から気軽に起動して使えるのがコンパスアプリの強み。いざという時のために使い方を覚えておくと良さそうです。