インタフェースとしては、外部機器接続用のUSB 2.0端子と、PC接続用のmicroUSB端子、SD/SDHC/SDXC対応メモリーカードスロットを備えている。USBケーブルが付属していないため、デジタルカメラなどを接続するにはあらかじめ用意しておく必要がある。PCについては、IEEE802.11b/g/n対応の無線LAN機能で接続するといいだろう。
カバー代わりにもなっている給紙トレイを開くと、操作パネルが現れる。液晶モニタのサイズは2.7型でタッチには非対応だ。やや画面が荒いようにも感じるが、利用する上ではまったく問題ない。操作には液晶モニタ右に設置された十字ボタンやOKボタンなどを利用する。
インクは4色一体型(シアン/マゼンタ/イエロー/ブラック)で、発色に優れ写真印刷に有利な染料タイプを採用している。ワンタッチでセットできるので、インクの交換も簡単だ。6色インクのColorioシリーズと比較すると、印刷結果がシャープさに欠ける気もするが、まず問題ない印刷クオリティといえる。
ただし、4色インクのうちどれか1色がなくなると、インクカートリッジの丸ごと交換が必要だ。コスト面が気になるところだが、写真印刷が中心なら、どれか1色が極端に減ることもないのかもしれない(写真の内容にもよる)。