Good Readerを活用してより便利に
iCloud Driveは、MacからはFinderから各フォルダ、各個別ファイルに自由にアクセスすることができ、ファイルをiCloud Driveに保存すればクラウドと同期され、iPhoneやiPadのアプリから利用できる。この方法は非常にシンプルに活用可能だ。
一方、iPhoneやiPadにはFinderのようなファイルを操作するアプリが備わっておらず、編集するアプリの中で開くことしかできない。これを多少緩和してくれそうなアプリがGood Readerだ。このアプリは、iCloud Drive、Dropbox、あるいはFTPやWebDAVといったインターネットに接続されているサーバにアクセスし、ファイルをダウンロード・アップロード、フォルダの同期を行うことができるアプリだ。
iCloud Driveについては、アクセスできるフォルダはGood Reader用のものに限られるが、Dropboxにアクセスしてファイルを取り出し、iCloudに保存しておけば、他のアプリから取り出せるようになる。また、Good Reader自体にも、iOS標準のファイル閲覧やテキスト編集機能が備わっている。Good Readerを介してファイルのプレビューができれば、編集に対応する他のアプリから「アプリ連携」で開くことも可能となり、自由度が高まるだろう。
