RAIJINTEK初の水冷CPUクーラー
RAIJINTEKの「Triton」は、カスタマイズが可能で、カラーバリエーションもあるというユニークなオールインワン水冷CPUクーラー。この製品は同社初の水冷CPUクーラーであるが、他社と同じような製品ではなく、きっちりと特徴を出してきたところには好感が持てる。デュアルファン型ながら、14,000円前後と低価格なのも嬉しいところ。
1つめの特徴はカスタマイズ性。普通にメンテナンスフリーの簡易水冷として利用できるが(保証期間は1年)、チューブの継ぎ目は汎用規格のフィッティングが採用されており、GPU用の水冷ブロックを追加するような拡張が可能。CPUブロックに注水口があるため、冷却液の補充も簡単だ。
もう1つの特徴はカラーバリエーション。チューブとタンクが透明になっており、冷却液が外側から見えるのだが、冷却液の色が赤、青、緑の3種類用意されている。また限定モデルとして透明なクリア版もあり、付属の染色剤(3色)を使って好きな色にすることができる。
ラジエータは24cm長で、12cmファン×2個が付属。ファンの回転数は1,000~2,600rpmになっており、ツマミで調整することが可能だ。ポンプの回転数は3,000rpm。ノイズレベルは20dBAで、動作音は比較的静かだ。
スウェーデンとドイツのコラボ
そしてFractal Designからもオールインワン水冷CPUクーラーが登場、発売が開始されている。「Kelvin S24」という24cmラジエータを採用したモデルで、こちらもカスタマイズ可能な点が特徴だ。ラジエータまで純銅製であるほか、静かで強力なセラミックポンプを採用するなど、性能も高い。TSUKUMO eX.での価格は21,384円だ。
コンポーネントはドイツAlphacoolと共同開発した。チューブのフィッティングが汎用規格になっており、各コンポーネントの追加や交換が可能。高圧ポンプを採用しており、水冷ブロックやラジエータを追加した場合でも、強力な水流速度を維持できるという。ノイズレベルはファンが26.9dBA、ポンプが25dBAだ。
今度はUSB接続のブロワファン
ワイドワークから今度はUSB接続のブロワファンが登場、発売となっている。6cm径/25mm厚の「BGE06025B05L」と、5cm径/15mm厚の「BGE05115B05M」の2種類。使い方はアイデア次第だが、USB接続ということで、モバイルバッテリと組み合わせても、いろいろと面白そうだ。価格はどちらも1,800円前後。