勘定をグループ分けして計算できる「スピード割り勘」
幹事を担当している人の頭を悩ませるのが、飲み会後の支払い。知り合い同士ですら面倒なのに、立場や年齢、遅れてきた人の負担分まで考えて一人当たりの支払金額を割り出すのは、頭も神経も磨り減る一場面だろう。そんな時には、複雑な勘定でもパッと算出してくれるアンドロイドアプリ「スピード割り勘」が便利。
普通の電卓アプリと「スピード割り勘」の大きな違いは、支払金額を最大4つまでのグループに分けて計算できる点だ。単純に参加人数で均等割りしたいときは、一番上に表示されたグループに人数を設定し、金額を入力すればOK。なお、画面の一番下にある“単位”から割り勘の単位を1万円から1円まで設定することができるので、1000円単位のどんぶり勘定から1円単位の細かな計算にまで対応可能。参加メンバーの性格にあわせて選ぶと良いだろう。
参加した人数で均等に割り勘したいときは、一番上のグループにのみ人数を設定して金額を入力すればOKだ |
設定画面ではアプリ起動時の動作を指定可能。よく利用する設定を登録しておけば、素早く計算に移れるだろう |
ここまでの機能ならば電卓で対応することも可能だが、ここから先が「スピード割り勘」の真骨頂だ。例えば上司が大目に払ってくれた場合は、残りの金額を他のメンバーで割り勘することになる。また遅れてきた人やお酒の飲めない人の金額は少なく見積もってあげたいもの。そんな時にはグループ1に上司を、グループ2にお酒を飲める人、グループ3に遅れてきた人の人数を設定し、金額をプラスマイナスしていけばいい。あとは残りの金額が自動計算され、画面に支払額が表示されていく。
上司と部下、お酒が飲める人と飲めない人などで金額に差をつけた計算も可能。グループ分けをうまく利用しよう |
グループアイコンには色を設定したり、記号を追加したりも可能。計算した金額を人に見せるときによりわかりやすくなる |
4つのグループアイコンにはそれぞれ色や記号を設定することもできるため、参加メンバーが金額を確認する際も非常にわかりやすい。飲み会の幹事を任された人はもちろんのこと、そうでない人もあらかじめ「スピード割り勘」をインストールしておけば、"いざというときに頼れるヤツ"という印象を与えることができるかも?
2次会の予約はお任せあれ!アプリですぐに空席確認「即飲み」
2次会予約が幹事にとってつらい理由は、電話をしなければいけないこと。しかも飲み会シーズン中は電話をしてもつながらなかったり、つながっても満席で別のお店を探す羽目になったりすることも多い。寒空の元で待っている参加メンバーの酔いも冷めてきて……なんてことになったら、せっかくの盛り上がりも台無しだ。しかし「即飲み」ならば、簡単な操作のみでお店にまとめて問い合わせが行え、空いているお店から電話をもらうことができる。
アプリを起動したらまず検索したいエリアを現在地周辺、もしくは新宿や新橋、銀座などのエリアの中から指定。本サービスに対応した店舗が地図上に表示されるので、問い合わせしたいお店を5件まで選ぼう。お店を選んだら、幹事の名前と電話番号、到着予定時間と人数を入力。あとは空席問い合わせボタンを押して、お店からの電話を待つだけだ。お店が決まったら、現在地からお店までのルートを地図上に表示してくれるので、道に迷う心配もない。
地図に表示されたお店のアイコンをタッチすると詳細が表示されるので、問い合わせたければ“選択する”を押そう。問い合わせは一度に5件まで行える |
お店が決まったら“次へ”を押し、名前、電話番号、到着人数を入力し“空席問い合わせ”を押せばOK。後はお店から電話が来るのを待つだけだ |
忙しい時期だからこそアプリを活用して株を上げよう
師走はその名の通りだれもが忙しい。だからこそ飲み会では羽目を外したくなるもの。しかし、みんなが忙しい時期だからこそ、ちょっとした気配りや素早い行動が評価されるものだ。いつも肌身離さず持ち歩いている端末に便利なアプリをインストールしておき、年末年始の飲み会に備えよう。