洗濯機で洗濯・乾燥したら……

メモリカードをポケットに入れたまま衣服を洗濯してしまうのはよくある話。実際に洗濯から乾燥までを一通りやってみたらどうなるだろう……。

今回はズボンのポケットに「Extreme Pro」と「Extreme」を入れたままにして、洗い45分、乾燥15分のコースで洗濯した。使用した洗濯機(シャープ製)における乾燥時の温度は60度以上となる。

ズボンのポケットに入れたまま「Extreme Pro」と「Extreme」を洗濯・乾燥

洗濯と乾燥が終わってキレイになった「Extreme Pro」と「Extreme」

で、データは無事か??

1日がかりで「Extreme Pro」と「Extreme」の耐久性のテストを行ってきたが、果たして彼らはデータを守り切ることができたのだろうか。

タフな実験に1日付き合ってくれた「Extreme Pro」と「Extreme」に愛着を感じつつ、恐る恐るPCで中身を確認してみたところ……フォルダの中身はきちんと表示された!!

冒頭の犬の画像も無事表示されることを確認したが、念のため、データの書き込みも行ってみよう。過酷な耐久テストに耐えた「Extreme Pro」と「Extreme」に画像データをコピーしたところ……

フォルダの中身はきちんと表示された。念のためデータのコピーも行ってみた

コピーした画像データも無事に開けた!!

やはりSD/microSDカード選びは品質が大事

正直なところ、SDカードやmicroSDカードがここまでの耐久性を持っているとは思っていなかった。今回は、メーカー(サンディスク)が「防水」「耐温度」「耐衝撃」をウリにしている製品ということもあり、結果としてその実力を見せつけられた形となった。ただし、もちろんすべてのSDカード(microSDカード)がここまで頑丈なわけではない。

ともすると「安さ」が購入の決め手になりがちなメモリカード製品だが、デジタルカメラやスマートフォンで使うSD/microSDカードは、サンディスク製品のような高品質なものを選んでおいたほうが安心できる。こうしたデバイスで記録するのは大事なデータばかりなので、失うリスクは少しでも減らしておきたい。高品質なメモリカードを選ぶことは、手軽に実現できて効果的なリスクヘッジだ。

ご注意

いわゆる「打ちどころ」が悪く、SDカードやmicroSDカードのコネクタ部分に傷が入るといった致命的なダメージを受けると、データの読み書きができなくなる可能性が高くなります。今回はあくまで実験であり、記事内容と同じことを行ってSDカードやmicroSDカードが破損したり、データが消失したりしても、編集部、著者、メーカーは一切の補償をいたしません。