2種のOCRエンジンとオペレーターで正確な認識
ところで、真に“面倒”な作業は「じつは宛名書き」という方も多いのではないだろうか? すでににExcel等のソフトウェアで住所録を用意していると方もいらっしゃるとは思うが、そのメンテナンスに手を焼いていた経験もおありだろう。宛名の整理という単純作業を、なんと「スマホで年賀状 2015」では、過去に届いた年賀状の宛名面をカメラで撮影して宛先帳を作成することが可能なのだ。
まず宛名をスマホで撮影、そのデータがサーバーに送られまずは2種類のOCRエンジンでチェック。双方とも同じ文字を認識したら、ユーザーに読み込んだ宛名データが返ってくる。仮に2種のOCRの認識が異なっていた場合は、オペレーターに送られる。そこで複数のオペレーターによるクロスチェックにより、正確な情報を確実に入力してくれる。さらにオペレーターが確認できる宛名データはそれぞれの一部が伏せられているので、個人情報が守られるという。
また、名字で多い異字体についてもチェックしてくれるのはうれしい心遣いだ。例えば、同じ“たかはし”であっても“高橋”と“髙橋(はしご髙)”の違いなど、あってはならない名字のミスまでもケアしてくれるのだ。
しかも、宛名スキャンに要する時間は通常1~2日と非常にスピーディー。この迅速さであれば、例えば「しまった! あの人に年賀状送ってなかったのに届いてた!」という万一の事態にもスマートに対応することが可能だろう。一般のユーザーはもちろん、とくにビジネスパーソンにとっては心強い機能と言えるのではないだろうか。
昨年届いた年賀状を枠に合わせてパシャリ。そのデータをセンターに送ればあとは戻ってくるのを待つだけだ。筆者の個人情報保護のため、写真の宛名は隠してあるが、正確な入力で戻ってきた。なお、この機能はハガキのみ。名刺等では利用できない |
基本料金はゼロ円で印刷は1枚78円から。しかも多彩な決済方法が選べて便利!
豊富なデザインテンプレート、面倒な宛名の管理もすべて無料で利用でき、はがきの購入やプリンターを用意する必要も無く、スマホのみで年賀状作成・投函までをも完結できる「スマホで年賀状 2015」。印刷代78円で(郵便はがき代52円は別途必要)たった1枚から利用することができるのは大きな利点。50枚以上印刷する場合は、なんと30%印刷代が割引されるというメリットも見逃せないポイントだ。また、クレジットカード決済以外に、コンビニや郵便局払い、Yahoo!ウォレット決済に加えdocomo・au・SoftBankによるキャリア決済に対応しており、仮にクレジットカードを所有していなくても「スマホで年賀状 2015」のサービスを利活用することができるというわけだ。