勝敗はどうやって決まる?

テニスの試合は、小さい単位から「ポイント」「ゲーム」「セット」「マッチ」の順に進んでいく。4ポイント先取すると、1ゲーム獲得。6ゲーム先取すると、1セット獲得となる。試合の勝敗は、ゲームもしくは、セットを取った数によって決まる。一般的なアマチュアの大会では、1セットマッチ、もしくは8ゲームマッチ、プロの女性の試合やダブルスの試合では、3セットマッチ(先に2セット先取した方が勝者)、錦織選手などが出場している男子プロテニスのメジャーな試合では、5セットマッチ(先に3セット先取した方が勝者)で行われている。

そして、テニスで盛り上がるのが、お互い3ポイントで同点になった時に適用される「デュース」というルールだ。先に2ポイントを先取した方が勝者となるため、お互い一歩も譲らない接戦の場合はデュースが続き、緊迫感あるドラマチックな試合となることがある。

どのようなところでプレーをするのか?

コートの規格は、縦23.77メートル、横8.23メートル(ダブルスの場合は、10.97メートル)と定められている。テニスコートは材質によって異なった特徴をもっているため、観戦するときにコートの特性に注目してみるのも面白い。ちなみに特設サイト「テニス基礎講座[ルール解説]」でもわかりやすくまとめられているのでチェックしてみよう。

●「ハードコート」
表面がアスファルト、ゴム等の硬いコートのこと。世界で最も普及しているコートで、テニスの4大大会である、全豪オープンと全米オープンで使用されている。

●「クレーコート」
土のコート。こちらはヨーロッパの大会で普及されている。天候に左右されやすいコートで、風が吹けば砂が飛び、雨が降った後はボールも弾まないためプレーが難しいコートでもあります。

●「グラスコート」
表面が芝生コート。テニス4大会では、もっとも歴史が古く権威があるウィンブルドン(全英オープン)のコートに使用されていることで有名。

いかがだったでしょうか? 基本的なルールやまめ知識を知れば、テニス観戦がさらに楽しくなるはず! 大会情報や錦織圭選手の全米オープン決勝までのハイライト動画などが見られる特設サイト「WOWOW Tennis online」も用意されているので、こちらも忘れずに確認してみよう!