今年9月、恵比寿マスカッツを手掛けた演出家のマッコイ斉藤、お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子の名コンビのもと、新アイドルグループのザ・マーガリンズが結成された。同グループは、アイドル活動を通して借金を返済していく"借金返済ユニット"。オーディションを勝ち抜いた1期生9人の借金総額は約1億3,070万円で、「借金は夢で返せ!」のコンセプトのもと、アイドル活動を通して借金返済を目指す。
約500人の応募者の中から選ばれた1期生メンバーは、藤原亜紀乃、髙橋蘭、小野美公、マリー・クリスティーン・クラウゼ、光原みう、依田香奈実、渡邊ナツ來、木下結愛、西田真己の9人。12月17日に発売する1stシングル「グッバイ借金天国」にてメジャーデビュー予定で、同月23日には、東京・港区のヤクルトホールでの1stライブ「借金はライブで返せ!!」の開催も決定している。
"アイドル戦国時代"の今日、突如現れた異色の"借金返済ユニット"ザ・マーガリンズ。今回は、ナチュラルな笑顔でゼネラルマネジャーを務める大久保に「借金を肩代わりしてもいい」と言わしめた"組長"こと藤原と、「ミスヤングチャンピオン2013」でファイナリストに選出されたこともある"いい子"こと髙橋の2人に、グループ結成の心境と今後の意気込みについて話を聞いた。
――ザ・マーガリンズとして活動を始めていかがですか?
髙橋「今までは、芸能界はたくさんお金をもらえる場所っていうイメージを崩したくなかったので、バイトをしていることをオープンにしてなかったんです。でも、借金をオープンに出来たことでスッキリして楽になったし、ありのままの自分を出せたので『頑張ろう!』と思っています」
藤原「モダンバレエを10年やっていたので、それを活かしていければ。でも、デビュー曲はストリートダンスだったので、初心に戻って格好良い振りになるように努力してます。いつも明るくがモットーなので、笑顔には自信がある。落ち込む時もあるけど、お客さんの前では笑っていたいです」
――結成して約2カ月が経ちましたが、メンバーの仲は良い?
藤原「同じ悩みを抱えてる女の子の集まりだし、隠したいところを出しちゃってるところが私たちの強み。だから、『これは言っちゃいけないのかな?』とかは気にしないし、みんなが好き勝手にしゃべって、良い連鎖ができてると思います。全員が"いじられキャラ"だし、"いじるキャラ"でもあるので、まとまりはないかもしれないけどグループ感はあります」
髙橋「仲良いですよ~(笑)。節約とかメイクに関して、よく情報交換をしてます」
藤原「(髙橋は)ポーズがいつも可愛いよね。ツイッターの写真とか集合写真とか、1人だけ決まってるんですよ」
髙橋「『可愛い! 会いに行きたい!』と思わせるのは私たちの技だよ」
――では、ゼネラルマネジャーの大久保佳代子さんの印象は?
藤原「いつも面白いお手本を見せて下さるので、見て学んでます。『大久保さんについていったら、間違った道にはいかない』とメンバー全員が信頼しています」
髙橋「とても優しい方だし、頭の回転がすごい。顔がポカンとなって見入っちゃう時があるくらい、突っ込みが鋭くて、知識も豊富で流石だなと思っています」