「DMM.make AKIBA」の「Work」スペース

DMM.comが秋葉原に開設した、ハードウェア・スタートアップ拠点「DMM.make AKIBA」が11日に運営を開始した。

「DMM.make AKIBA」は、東京都・秋葉原に位置する、ものづくりのための施設。総額5億円を投じて、設計から小ロット生産までに必要な設備を1拠点に集約し、ハードウェア・スタートアップを総合的に支援する。

「DMM.make AKIBA」では同日、オープン記念式典として、テープカットイベントのほか、ABBALab代表の小笠原治氏とMistletoe代表の孫泰蔵氏、Cerevo代表の岩佐琢磨氏によるトークセッションが行われた。

■ニュース記事
秋葉原にハードウェア・スタートアップの新拠点「DMM.make AKIBA」誕生 - 総額5億円を投じた最新設備で本格的ものづくり

金属チェーンと高速カッターが登場、火花散るテープカット

16時から行われた、関係者らによるテープカットは、「DMM.make AKIBA」の中でも、ハードウェアの開発や環境試験などが設置されている「DMM.make AKIBA Studio」の「Work」スペースで行われた。

テープカットには、同施設で投資プログラムを提供するABBALab代表の小笠原治氏、設備監修を担当したCerevo代表の岩佐琢磨氏が参列。岩佐氏はなぜか金属チェーンを手に持って登場し、用意された高速カッターに設置。テープカットならぬ金属チェーンカットで、「ものづくりの聖地」ならではの、豪快に火花を散らすテープカットで幕開けが飾られた。

Cerevo代表の岩佐琢磨氏。テープカットなのだが、手に持つのはなぜか金属チェーン。シリアルATAケーブルを使ったお手製の花で飾られている

チェーンを高速カッターにセットしていく岩佐氏とABBALab代表の小笠原治氏

セット完了。両名ともゴーグルを装着する

【動画】ついにテープ(?)に刃が乗せられる! ※音が出ます

【動画】カット完了! 周囲からは暖かい拍手が沸き起こる ※音が出ます

実際にテープ(?)をカットしたのはDMM.make事業部長の白井氏。重装備で臨んだ

切られたテープ(?)。切った直後は熱を持っているので触れるのは禁止