コンパクトで手の小さい人にも使いやすいKindle Voyage
Fire HDX 8.9について紹介してきたが、続いては電子書籍リーダーのKindle Voyageについて。
Kindle Voyageの本体は、マグネシウム製のボディとフラットなガラス製のディスプレイ面で、幅7.6mm とKindle シリーズの中で一番の薄さを実現しており、重さも180gと軽い。縦幅・横幅のサイズは162mm×115mmとこれもまたシリーズの中で最もコンパクトだ。実際に新Kindleと並べるとひと回りサイズが小さい。
実際にKindle Voyageと新Kindleを持ち比べてみると、新Kindleも191gとかなり軽いのであまりKindle Voyageの軽さが際立っているとは思えなかったが、持ちやすさに関しては圧倒的にKindle Voyageの方が上だ。
というのも、Kindle VoyageはFire HDX 8.9同様、背面の縁が薄くなっているため7.6mmという数字以上に薄く感じ、また手にフィットしやすい作りになっている。無理なく片手でキープできるデザインだ。電源ボタンの位置も従来のKindle シリーズと違い、背面の上方にあり、左手でKindle Voyageを手にした場合、人差し指が届く位置だ。
さらに、画面内には圧力センサーによるページめくりボタンが内蔵されていて、画面の端を親指で軽く押すだけでページをめくることができる。片手だけで持っても辛くなくもう片方の手を使うことなく操作できるのがKindle Voyageの良さのひとつだろう。