18時からは、セガの人気オンラインゲーム「PHANTASY STAR ONLINE2」(PSO2)を遊ぶPCにて、サンディスクのSSDを使うとどう変わるのか?というトークで、セガの薮本輝夫氏が登壇。この手のオンラインゲームは多数のファイルを扱うだけでなく、起動のたびにバージョンチェックとファイル更新が入るため、ディスクアクセスが多く、待たされる原因となる。そしてこれは、(特に回転数が低い)HDDを搭載するノートPCで大きな問題だ。

セガのオンラインゲーム「PHANTASY STAR ONLINE2」と、サンディスクのExtreme PRO SSD

セガの薮本輝夫氏。ネットワークゲームの互換性問題を検証するチームだ

同じシステムでもSSDにするだけでパフォーマンスアップ

薮本さんとMCの織永さわさんによるトーク形式

PHANTASY STAR ONLINE2の紹介。会員数350万人を突破した最近では珍しい日本製ネットワークゲームで、いわゆる基本無料パターン。マルチプラットフォームでデータ同期が可能というのがユニークなところ

ここでは、起動時のファイルチェック時間、ログインからタイトル表示までの時間、スタートからロビー表示までの時間を計測。HDDのシステムは合計で11分9秒かかったものが、Extreme PRO SSD環境では5分46秒と2倍以上の差となった。これ以外にも「多くのキャラクターが表示されるような、ファイルアクセスの多いところで差が出る」(薮本氏)。薮本氏が所属する互換性検証チームでも、サンディスクのSSDは人気だとコメントした。

ノートPCを想定したベンチマークで、起動時に毎回行われるファイルチェック、ログイン後からタイトル画面とスタートからロビー表示までの時間を比較している。あとで「ゲームを遊ぶまでに、このケースで11分ほどかかるのでしょうか?」と聞いたら、その通りとの回答

その他、ステージ上のデモを実際に体感できる展示や、期間中にサンディスク製品を購入した人が行える抽選会もあり、充実したイベントだった。

展示風景。会場にはサンディスクの長谷川さんや鈴木さんが待機しており、かなり突っ込んだ質問にも答えてくれた。例えば、Ultra II SSDで使われているnCache 2.0は、SSDの容量120GBごとに5GBのSLC領域を確保しており、SLC領域はストレージサイズに含まれる。これは興味深いので、翌日Ultra II 240GBを購入してみた