メモアプリの共有機能でSNSの下書きやメールの定型文が

また、iOS 8のメモアプリの共有機能や他アプリとの連携を利用することで便利な使い方ができます。

例えばFacebookやTwitterなどSNSクライアントアプリから投稿しようとしたらアプリが落ちて入力したテキストが消えてしまった、なんて経験はないでしょうか。メモアプリでは、テキストを入力した後に画面下にある共有アイコンをタップすれば、入力したテキストをそのままSNSに投稿することが可能。メモアプリの場合、作成したテキストは保存できるので投稿の際にアプリが落ちてもテキストを消失してしまう心配がありません。

また、意外に役立つのがメモアプリでメールやメッセージの定型文を保存する利用法。よく使う文面をメモアプリで作成して保存しておき、メールを送る際はメモアプリから保存しておいた文章を開いて共有アイコンをタップ。メールかメッセージを選択すれば、メモアプリの文面がメールやメッセージに反映されます。定型文を何パターンかメモアプリで作って保存しておくと便利でしょう。

さらにiOS 8ではホーム画面を押さえたまま下へスライドさせると端末内のファイルやワード、フレーズが検索できるSpotlight検索画面が出てきます。ここから、定型文の一部を入力することでメモアプリに保存した定型文を呼び出して編集・共有すれば、少ないアクションでメールやメッセージの作成や送信が可能です。

メモアプリに書いた文章は共有アイコンをタップすることでテキストを他アプリに写すことができる

定型文をメモアプリで保存しておけば、メール作成の手間が軽減される

Spotlight検索で文章内の言葉を入力すればメモアプリに保存した定型文の検索も可能だ