iCloud経由で写真を共有する
iCloudユーザー同士で写真を共有する機能が「共有アルバム」だ。共有アルバムを作ると、そこにアップロードされた写真はほかのユーザーにも自動的に同期される。写真にはコメントを付けたり、「いいね!」ボタンを押したりもできる。これはiPhoneやiPadだけでなく、パソコン側でも同様に利用可能だ。
写真を共有する場合、メールで送ったりSNSにアップロードするのが定番だが、共有アルバムはiCloudユーザー限定なので秘匿性が高く、写真は自動的にダウンロードされるので操作も難しくない。たとえば田舎の祖父母に共有アルバムを作ったiPadを渡しておき、孫の写真を共有してあげるなどの使い方はどうだろうか。また、Apple TVでも共有アルバムを表示できるので、皆で撮影した写真を大画面で楽しむのも簡単だ。
さらに、共有アルバムには最長5分という制限があるものの、ムービーもアップロードできる。iCloud Photo Albumが開始されるまでの間、ムービーのバックアップ先として、自分一人だけで使うという手もある。便利な割にあまり使われていないのがもったいない機能だ。
1.共有アルバムを作成するには、まず「共有」タブを開いて「共有を開始」をタップする |
2.共有アルバムのタイトルを付けたら、続いて参加してほしい相手のメールアドレスを入力する。参加者は最大100人まで登録できる |