「GALAXY Note Edge」はただ奇をてらっただけの端末じゃなかった
また、便利だと感じたのが、画面の好きな範囲をいつでも切り取ることができる「スマート選択」機能だ。画面にSペンを近づけてボタンを押すと表示されるメニューから「スマート選択」を選ぶことで、画面の好きな範囲を選択するモードに移行。PCのマウスのような感覚でSペンをスライドさせ、範囲を選択すると、その部分が瞬時に切り抜かれて保存される。任意の範囲を切り取れるため、たとえば地図の一部を切り取ってLINEやメールで送ったり、ウェブページの一部だけを切り取って保存しておくといった使い方ができる。
この他、タッチ&トライでは体験できなかったが、サウンドについてもハイレゾ音源の再生に対応するなど機能が強化されている。CD音源をハイレゾ化してくれる「K2HDプロセッシング」技術も注目の機能だ。
「GALAXY Note Edge」に触れて感じたのは、約5.6インチの大画面を最大限に生かす使い方の提案をしようというメーカーの意気込みだ。エッジスクリーンの見た目の新しさについ目が行きがちだが、決して奇をてらったわけではなく、それぞれのディスプレイの役割がしっかりと考えられた実用的なスマートフォンに仕上がっている。日常使いはもちろん、ビジネスユースにおける使い勝手もかなり良さそうだ。
(記事提供: AndroWire編集部)