「Continua」規格でつながるヘルスケア

続いて紹介するのは、複数の企業・団体が連名で出展する「デジタルヘルスケア・プラザ」ブース。Personal Connected Health Allianceが取り決めた「Continua(コンティニュア)」という規格に準拠した製品を提供する企業が出展していた。Continua規格は、さまざまな健康・医療サービスをユーザーがシームレスに利用できることを目指して制定されたもの。

例えば、A社の活動量計のユーザーがB社の活動量計に買い換えた場合、A・B両社が「Continua」規格に対応していれば、ユーザーは今まで蓄積してきたデータを保持したままB社の活動量計を使える。ユーザーは長期にわたって自分の計測データを記録できるため、疾病の早期発見や、患者と医師の効率的な連携などにも役立てられるのではないか、とのことだ。2014年9月現在では、全世界で150を越えるメーカーが参加している。

参加企業の1つ、エー・アンド・デイのコーナー。体組成計、血圧計、活動量計などを展示

社員の健康までサポートする勤怠管理システム。出勤・退勤時のタイムカードを活動量計にして、NFCで測定データを転送

「Continua」マークが付された業務用の血圧計

オムロンの製品も「Continua」に対応

一見なんだかわからないけれど、実は女性向けの基礎体温計! スリムでかさばらないので持ち歩きにも便利だ