それでは、iCloudでは実際にどのようなサービスが提供されているのかを見ていこう。iCloudはiOS 8でサービスが変更されたものもあるので、すでに使っているという人も、確認のために見てほしい。
メール(iOS、Mac、Win)
メールアドレス「@icloud.com」がひとつもらえる。パソコンからも使えるし、iPhoneやiPadであれば、SMS/MMSのように、着信と同時に通知される。さらにウェブメールとしても利用できるので、海外などでもウェブブラウザーと日本語を表示できる環境さえあれば、メールを読み書きできる。
データの同期(iOS、Mac、Win)
iCloudのメインとなる機能で、クラウドを介して各機器がデータを同期する。同期するデータはカレンダー、リマインダー、連絡先、メモ、ウェブブラウザのブックマーク、Passbook、「キーチェーン」(Mac OS XおよびiOSの機能)などが対象になる。どの機器でデータを編集しても、すべての機器で最新の状態が保たれる。