高機能ペイントアプリをプリイン

ゲーム以外にもSHIELDタブレットでは、192コアGPUの計算力と付属のタッチペンを活かしたペイントアプリ「Dabbler」をプリインストールする。同アプリでは、本物さながらの描写力で「水彩画」や「油絵」を描くことが可能。会場にはゲストとして女優の八木のぞみさんが登壇し、家族旅行の際にSHIELDタブレットで描いたという水彩画を披露した。

八木のぞみさんが、SHIELDタブレットで描いた水彩画を披露

また、舞台上では、Dabblerで水彩画を描くデモも行われた。絵の具を混ぜて別の色を作る、キャンパスの上で色がリアルタイムで混ざり合う、描いた直後にタブレットを傾けると絵の具がたれていくなど、高い表現能力が確認できた。

「Dabbler」を使ったデモの様子

DabblerはSHIELDタブレットだからこそのアプリ

製品発表会の最後には、質疑応答の時間が設けられた。北米ではLTEモデルが販売されているが国内への投入予定は、との質問には「現時点では検討中」との回答だった。動画のライブ配信に対応しているサービスについて聞かれると「Twitchのみ」と回答。ただ、録画した動画なら、Androidの「シェア」メニューに表示される類のサービスにアップロードできるとのことだった。

ペイントアプリのDabblerは他の端末でも利用できるのか、Google Playで配信する予定はあるかといった質問に、矢戸氏は「NVIDIA Tegra K1のGPUの性能だから実現できたアプリ。他のデバイスでは動かない。したがって、SHIELDタブレットだけにプリインストールするという形をとった」と説明した。

パッケージの様子

会場には実機が展示されており、自由に触ることができた