新製品のリリースに合わせて、新たなプロモーション施策「ビューティフルジャパン(Beautiful JAPAN towards 2020)」も発表された。これは、オリンピックの公式パートナーを務めるパナソニックが、2020年に開催される東京オリンピックに向かって夢を追う少年少女の姿を紹介するものだ。2020年まで6年をかけて47都道府県を訪ねる壮大なプロジェクトとなっている。
プロジェクトのアンバサダーには、「ビエラ」シリーズや「LUMIX」シリーズのイメージキャラクターを務める女優の綾瀬はるかさんを起用。発表会では綾瀬さんをゲストで招き、中島本部長とのトークセッションが行われた。
子どもたちがオリンピックに出場したら、ぜひ応援に行きたい
中島本部長は、「公式パートナーであるパナソニックにしかできないことがある」とした上で「少年少女が夢(2020年の出場)を追う姿を4Kで記録、保存していきたい」と、トータルソリューションを揃える同社ならではの強み、意義を説明した。「ジャパン」と題されたプロジェクトの名称については「オリンピックの名称は"東京オリンピック"だが、日本全体で1つになり2020年を盛り上げたい」との想いからビューティフルジャパンに決定したという。
また、中島本部長は1964年に行われた1度目の東京オリンピックについて、「私はまだ子どもだったが、鮮明に覚えている」と、オリンピックの持つインパクトに触れた。それだけに「1つのテーマで6年掛けて消費者と向き合うのは、パナソニックとして初めてのこと」と、その意義の大きさを説明した。
本プロジェクトの一環で放映されるCMの撮影のため、綾瀬さんは福島県で新体操、静岡県で陸上の練習をする少年少女のもとを訪れた。彼ら彼女らと一緒の練習を体験したり、練習風景を自ら「LUMIX」で撮影したりした綾瀬さんは、「訪ねた先の子どもたちがオリンピックに出場したら、ぜひ応援に行きたい」と語った。また、綾瀬さんは「夢を追う子どもたちと同じように、女優として心を揺さぶる作品に関わっていきたい」と、2020年に向けて汗を流す少年少女たちに刺激を受けてコメントを残した。
発表会はこの後、綾瀬さんを交えてプロジェクトのスタートセレモニーが行われた。CMは10月17日より全国で順次オンエアされる。
(写真:市原達也)