iOSの連絡先アプリはどれが使えるのか? 標準アプリと人気のアプリ2本を機能面から徹底比較

連絡先+

「連絡先+」は、その名の通り、連絡先アプリにグループ分けやリストの整理が楽になる機能をプラスしたアプリ。メイン画面右に検索や履歴、グループのタブなどが並んでおり、連絡先データをドラッグ&ドロップで簡単にグループ分けできるだけでなく、グループを選択してメールボタンをタップすればグループのメンバーにメールまたはメッセージの一斉送信という使い方もできる。

連絡先リストをパッと見てどういうつながりの人か、何のデータが登録されているのか一目でわかるように設定できるのも「連絡先+」の特色だ。例えば、連絡先リストに表示されるメンバーにはグループや電話、メールのアイコンがついていて、どのグループで何を登録している人なのか一目でわかるようになっている。また、グループごとに色分けして表示させられるので、社内の同僚は赤、取引先の人は青といったように設定しておけばさらに分かりやすい表示にすることができるだろう。

連絡先の表示順を名前、会社名、色、登録日、誕生日、任意の順序と好きな順番でソートすることもでき、さらに連絡先の表示形式も、名前だけでなく会社名や写真を入れた表示3種類の中から選択できるようになっていて、自分の見やすいようにカスタマイズ可能だ。

このアプリは標準の連絡先アプリとリンクしているので、「連絡先+」内で任意の相手をタップするとそのまま標準アプリの相手ページへ移行する。なので、FaceTimeアカウントへの連絡や他アプリとの連携機能など標準アプリで使える機能もそのまま利用できる。

標準の連絡先アプリの便利さはそのままに、連絡先リストを徹底的に見やすく直感的に分かるような作りになっているのがこのアプリ。登録件数が多くなって、標準の連絡先アプリでは分かりづらいと思った時に導入したいアプリだ。