テレビやウェブを見ながらゲームをプレイできる「Xbox One」

マイクロソフトが9月4日に発売したばかりの「Xbox One」も注目だ。Evolve、コール オブ デューティー アドバンスドウォーフェア、バイオハザード リベレーションズ 2など注目タイトルを多数展示していたのをはじめ、テレビとの連携、ウェブサイトを見ながらのゲームプレイなど「ながらプレイ」をできる魅力をアピールしていた。

マイクロソフトのブース

Halo:The Master Chief Collectionなど数多くのタイトルを実際にプレイできる状態で展示

Xbox Oneの大きな特徴は、最新のゲームをプレイできること、アプリで機能を追加できること、HDMI入力端子にレコーダーを接続すればゲームプレイ中でもテレビを視聴できる、の3点にあるという。また、テレビとの連携では、Xbox OneとテレビをHDMIで接続すると、自動的にテレビの型番などを認識し、Kinectを利用して音量などを音声でコントロール可能になるとのことだ。音声だけでXbox Oneとテレビの電源をオンにできるのも便利といえる。

「スナップ」機能を利用すれば、ゲームをプレイしながら別のアプリを起動できる

画面はゲームをプレイしながら実績を表示したところ

また、DLNAへは今後のアップデートで対応するとすでに表明しているが、地デジの録画番組など著作権保護コンテンツを配信するためのDTCP-IPへの対応については現在検討中とのことだ。テレビ番組表を表示する「Xbox Guide」については、リリース時期は未定だが、番組を選ぶだけで、Kinectがレコーダーなどを自動的に操作し、その番組を表示できるようになる予定であるという。

アプリについては今後、ニコニコ動画やカラオケDAMのアプリなどを配信する予定。カラオケDAMは採点機能など、実際のカラオケと同じ機能を提供することにこだわっているという。映像配信サービス「Xbox Video」については、現在洋画が中心となっているが、今後はアニメのコンテンツも増やしていきたいとのことだ。

カラオケDAMのアプリを2014年内に公開する(利用料:30日間1,000円、24時間300円)。専用のマイクも発売予定

ゲーム録画デバイスやSteam対応端末なども展示

このほか、ゲーム映像の配信がブームということもあり、AVerMedia TECHNOLOGIESがゲームキャプチャーデバイスを展示。ライブ配信やPC不要での録画が可能なUSB接続のウルトラストリートファイターIVモデル「AVT-C875-USF4C」(実売25,000円前後で発売中)、リモコン操作で簡単に録画が行えるUSB接続の「ER130」(2015年発売予定)などを紹介していた。

ゲームの集中には欠かせない!? 栄養飲料のMonster Energyも出展していた

Samsungのブースでは、Oculusの技術を採用したヘッドマウントディスプレイ「Gear VR」を展示。Galaxy Note 4を内部に挿入して使用する

Oculus VRのブースでは、世界で注目を集めるVRヘッドマウントディスプレイ「Oculus Rift」を体験できるようになっており、大変な賑わいとなっていた

PCのゲーミングデバイスで有名なMad CatsはPC向けだけではなく、家庭用ゲーム機向けのアーケードスティックなども展示。実際に試遊できるようになっていた。デルがWindows 8.1をベースにしたSteam対応のゲーム機「ALIENWARE Alpha」を日本で初めて展示するなど、最新ゲームだけではなく、ハードウェアの見どころも多い展示会となっている。

USB接続のゲームキャプチャーユニット「AVT-C875-USF4C」。ウルトラストリートファイターIVとのコラボとなっている

2015年の年明け発売予定となっているUSB接続のゲームキャプチャーユニット「ER130」。PC不要で録画から編集までリモコンだけで可能となっている

Mad Catsのブースでは数多くのゲーム周辺機器を試遊できる

Steamのゲームをテレビで手軽に遊べる、デル「ALIENWARE Alpha」。Amazon.co.jpで先行予約受付中